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数分後、彼女が持ってきたのはよく見る封筒の形。
中を開けて、と指示されたので見てみれば1枚の紙が入っていた。
と「…………手紙？」
「そうそう、ともくんがお世話になってた赤城さんが亡くなる前にね、私にこれを渡してきたの
彼に直接渡したら？って言ってみたんだけど、それは渡せないって言い張ってて…」
赤城さんいつも優しいから、あんなに言い張ってるのは初めて見たのよ、と笑って言うお母さん。
…………おばあちゃんが俺に……
と「なんで手紙なんか………」
「さぁねぇ………私も手紙の内容までは見てないけど、赤城さんともくんのこと大好きだったしね
きっと話足りなかったんじゃないかしら」
そう言われて、手紙を持つ手に力が入る。
………話足りなかった、って言われても…
「とにかく、ずっとそれ渡したかったのよ
もうこの時間暗いし、家でゆっくり読んでね」
と「あ、はい…ありがとうございます」
そろそろ帰ろうと1度下ろしていたスーパーの荷物を持ち上げていると、
「そうだ、それと美玖が1人でゲームしてることが多くなっててさ、もし良かったら今度遊んであげて
あの子学校に友達いるかも怪しいんだから」
………俺たちのこと、なんも知らないのか
ケラケラと笑いながら言うお母さんに、俺は分かりました、となんとも自信の無い一言を告げて別れた。
「はやく仲直りしなさいよ、」
そんな彼女の言葉は俺の耳に届かず。
俺は少し早歩きで家に向かった。
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かめそん(プロフ) - いかてんさん» 読んでくださってありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年9月12日 22時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 鳥肉さん» ありがとうございます！！！更新頑張りますー！！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
いかてん(プロフ) - バステンさん。。！ドンドンメンバーが揃って行きますね。これからも無理の無い更新を頑張って下さい。楽しみに待ってます (2020年9月12日 22時) (レス) id: 31af3fb6b1 (このIDを非表示/違反報告)
鳥肉(プロフ) - バステンさんだぁ！楽しみぃ！ (2020年9月12日 13時) (レス) id: 5fff4e841e (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 舞華さん» お久しぶりです！！読んでくださってありがとうございます！！！ (2020年9月11日 19時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年8月16日 3時
