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俺がゆっくり顔を上げると、
俺より身長の高い鳥ちゃんの姿。
よ「……何言ってるんですか…！
家族なんだから行って当然でしょう…？！」
そう言って俺がいつも使っているカバンを胸あたりに突き出してきた。
あ「showやんがそう思ってても、お父さんにとっては大切な息子なんだよ」
と「…気をつけて行ってらっしゃい」
ともさんの笑顔に、ぐっと涙を堪える。
急いで靴を履いて、カバンを持って、
s「行って、きます…！」
「「「「行ってらっしゃい！」」」」
みんなの優しい笑顔を見て、玄関を閉める。
s「急げ………！」
俺はありったけの力で駅まで走った。
………ずっと、心に引っかかっていた事があった。
職を手に入れて、皆と出会えて、シェアハウスをして
幸せだと思っていた。
いや、実際幸せだった。とてつもなく。
でも、もうひとつ俺には、課題がある。
親父は許してくれるだろうか
こんな駄目な息子を、もう一度
真正面から、見てくれるだろうか
s「…………無理やったら…丸坊主、」
そんな事を呟いて、俺は親父がいる病院に向かった。
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しずく - きいいいいい (2020年7月28日 12時) (
レス) id: 806f0ec526 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - しずくさん» コメントありがとうございます！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 泣ける。あとアイクさん好き。 (2020年7月27日 14時) (レス) id: 806f0ec526 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 鳥肉さん» 答え出ちゃいましたねwwんで終わる方お優しい………そして読んでくださりありがとうございます……… (2020年7月27日 1時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
鳥肉(プロフ) - かめそんさん» そうです。「ん」で終わります。 (2020年7月26日 21時) (レス) id: 5d21ecc3b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年7月12日 4時
