【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう９ (ページ16)

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ただコンビニに行くだけページ16

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A「コンビニ？………別にいいけど……」

それはお昼のこと。

大人組はみんなお仕事で、家に居るのは私と鳥兄とアイクさんの3人。

リビングで久しぶりにゴロゴロとしていれば2人にコンビニに行かないかと誘われた。

A「何か買うの？」

よ「暑っついからアイス買いに行こうと思って」

ア「自分はそれに誘われたから、着いてこうかなって」

なるほど……
確かに今日は冷房つけるほどじゃないけど暑いよね……

丁度暇してたし、行こうかな

A「よーしじゃー行こ～」

よ「お～」

やる気のない掛け声を聞いて玄関に出る。

焼けたくないから薄手の長袖だけどやっぱり暑いな……

コンビニは割と近いところにあるから、楽だし安心。

よ「なに食おっかな～………アイク達も選びなよ」

ア「え？自分財布持ってきてないよ」

A「私も着いてきただけだから……」

そう言えば、鳥兄は笑いながら、

よ「奢るよ、着いてきてもらったお礼」

ほら早く～と急かしながら言った。

………なんて優しいお兄ちゃんなんだ………

アイクさんと一緒にありがとう、と伝えてアイスを選ぶ。

うーん……白桃のアイスにしようかな…

私は手に取って鳥兄に渡した。

「ありがとうございました～」

店員さんの声を聞いてコンビニを出る。

3人でピリピリと袋を破ってアイスを口にすれば、ひんやりとする口の中。

A「おいし～……アイクさんは何にしたの？」

ア「チョコアイス、久しぶりに食べた」

よ「俺バニラ～やっぱアイス最高～！」

そう言って幸せそうに食べる鳥兄を見て、アイクさんと笑った。

昼下がりの、何気ない時間。

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