＊ ページ23
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父「ふざけるな！！！お前は何を言ってるんだ！」
後日、あっさりと俺の夢は塵となった
母が父に話した所、物凄い形相で猛反対。
分かっていた
自分は博物館の案内人になれないことに。
もう冷めきっていた医者を目指さないといけないことに。
母「でも、厚生はこんなに頑張っているのよ、」
父「頑張りなど知るか！医者以外の道は許さないからな！！」
母「そんなのっ…「もういいよ、母さん」……厚生」
バ「俺、医者目指すから、」
笑顔は作れているだろうか、
なぜこの家に生まれてしまったのだろうか、なんて馬鹿馬鹿しい。
やりたくもない参考書を開いてペンを握った。
・
兄の道に続く為、毎日参考書や問題集を広げて3ヶ月。
それは唐突だった。
母「離婚、することにしました」
バ「は………？」
今まで大きい喧嘩はお互いしてこなかったのに？
どうして？何があった？
父「母さんとは意見が違った。俺は兄を引き取る」
兄「……兄弟はバラバラなの？」
母「ごめんなさいね、そういうことになったの…」
何となく、察してしまった。
父が兄を選んだ理由、
父と母の意見の違い、
関係してるのは、
多分俺だろう。
俺があんな事さえ言わなければ…
心の中はどす黒い何かで埋め尽くされた。
・
母と2人で暮らし始めて１ヶ月
一言で言えば穏便だった。
医者になれ、という強制の言葉はもう出てこないし、兄と比べられることも無くなった
なにより、自分の夢を追いかけることが出来た。
母「厚生、これを読みなさい」
バ「……なにこれ」
母が渡してきたのは赤い表紙の分厚い本
題名も掠れていてよく読めない。
母「きっと貴方の助けになる」
母はそう言って笑った。
・
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かめそん(プロフ) - 舞華さん» 嬉しいコメントありがとうございます！！頑張って更新進めます！ (2020年5月29日 16時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
舞華 - 続き待ってます！！！！！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: bd2362281a (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 月乃さん» 興奮冷めやらぬ月乃様！！！！！続編まで来てしまいました！笑読んでくださると嬉しいです！ (2020年5月28日 2時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - わーー!続編ktkr!!!!わーーー!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!(※興奮状態) (2020年5月28日 1時) (レス) id: d846e75f57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年5月28日 0時
