おにぎり ページ44
・
よ「おにぎり？」
ア「今から食べるの？」
不思議そうな顔をする2人に慌てて違うよ！と訂正をする。
A「明日の朝ごはん！ともさん二日酔いする勢いで飲んでたし…」
今作っちゃえば朝作らなくて済むし！と答えれば、なるほど、と2人は納得した様子を見せた。
ア「よし、じゃあ作ろっか」
よ「とびきり大きいの作ろうよ」
A「ふふ、そうだね、美味しくておっきいの作ろう」
今日はみんなお酒中心だったから、お米も沢山余ってる。
冷蔵庫を開けると、梅干し、鮭フレーク、昆布に昨日の夜ご飯の残りの唐揚げ。
おにぎりの具材にもってこいだ。
A「2人はおにぎり作ったことあるの？」
よ、ア「「ない」」
A「そうなんだ、意外だな」
私はラップを広げて2人に簡単に説明をする。
おにぎり、って名前だし握っちゃえばもうおにぎりなんだけどね……
A「炊飯器にあるご飯全部使っちゃおっか」
そろそろ日をまたぐ時刻。
私たちは楽しく話しながらおにぎりを作った。
・
よ「おぉ〜…出来た」
ア「いい感じだね」
A「割と炊飯器のご飯あったね」
お皿の上には積み重なってるおにぎりの山。
軽く30分はずっと握っていた気がする。
そんなことを思いながら使い終わった食器や炊飯器などを洗おうとスポンジを持った時、
ぐぅぅ……
よ「……ふっ、…あれれ、Aさん？」
ア「ふふ、お腹空いちゃった？」
元気がいいのか私の腹の虫が鳴り響く。
……恥ずかしい……
A「………お腹空いた」
鳴ったことは仕方ないので正直に言うと2人共はは、と笑い出す。
A「……なんですか」
よ「そんなあっさり認めると思わなくて…はは、」
ア「お皿洗うの手伝うから終わったら食べよっか」
こくり、と頷くとまた笑い出す鳥兄を少し睨んでお皿を洗う。
アイクさん達が手伝ってくれたおかげでいつもより早く終わることが出来た。
A「わーい鮭鮭〜」
3人でがぶりとおにぎりを食べると、まだほんのり温かいお米がじんわりと口の中に広がる。
「「「おいしい〜…」」」
味わって食べてから、チラシの裏に
『左から鮭昆布梅唐揚げです』
と書いてテープでラップに貼り付ける。
よ「冷蔵庫にしまうか」
A「うん、ありがとう」
今日はお疲れ様、と言う鳥兄の言葉に笑って、
私達は各部屋に戻って眠りについた
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 155人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カメリア(プロフ) - ありました。変更も出来ました❗️教えていただきありがとうございます。 (2022年1月14日 2時) (
レス) id: 8ae0d83006 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - カメリアさん» 名前を入力する下に青の文字で出てこないですか？自分の画面では出てきているのですが、、、、 (2022年1月12日 11時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
カメリア(プロフ) - 目次の所にアダ名の設定がないので、実況の時の名前設定が出来ません。 (2021年12月24日 15時) (レス) @page34 id: 8ae0d83006 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 紅葉さん» そんなに見てくださってるの本当に嬉しすぎてびっくりしました。。。ありがとうございます！！！！！！幸せです！ (2021年5月15日 17時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - この作品すごく好きで5回くらい見ているんですよね。控えめに言って神ですか？ (2021年5月9日 6時) (レス) id: ea2397ca4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かめそん | 作成日時：2020年5月8日 13時
