43話:無気力君と相澤先生と �� ページ4
貴方「アンタが猫好きって分かったから猫の形に切ってみた」←
相「…っ……!!!!」
あ、先生机に突っ伏した←
何、そんなに猫好きだったのかよ先生。
それじゃあ食えねぇか……。←
相「………お前、手先器用なんだな…」
モゾと顔を上げれば、少し赤くなり緩んだ頬で食べ進める先生。
……そんなに猫好きか、先生。
貴方「珈琲、食後に飲むって言うならラテアートで猫描いてやるよ」
相「頼む」
即答された答えにクスリと笑い、A組の奴らの今後の課題について話しながら、久しぶりの一人でない食事を楽しんだ。
貴方「ほら、猫」
相「おぉ……」
食後に食器を片づけ、約束通りに猫を描いてやれば少し頬を緩める。
貴方「なぁ先生、アンタ、ドライアイなんだろ??」
相「……もうお前に当てられても驚かなくなった、それがどうした??」
そう言っては先生の目をジッと見つめる。
先生も首を傾げつつ俺の方を見つめる。
貴方「……それ、多少なら改善できるぜ」
相「!!」
そう言いながら珈琲を一口飲めば驚いたように目を見開き、
相「……本当か??」
と少し前のめりになる。
…まぁ、辛いんだろうな、目薬点すくらいには。
貴方「嗚呼、まず質問だ。口の中は乾燥しやすいか??パンやらクラッカーやら、そういうもんが食いにくいとかな」
そう問いかければ少し首を傾げる。
相「いや、それはねぇな…」
貴方「よし、なら明日一週間の動き通したら買い物行くぞ」
相「…??」
珈琲を飲み干し、マグカップを片付けようと立ち上がればふと思い出す。
貴方「嗚呼、あと目薬は捨てろ」
相「!?!?」
(……俺も感化されてきたな、無気力なんざもう何処にもねぇじゃねぇか)
自分の変わり始めた言動に苦笑するも、こんな生活なら面白いだろうと、心の片隅で考えていた。
(……だから俺はソファでいいんだが??)
(何処の教師が自分の生徒ソファに寝かすんだよ……)
(面倒くせぇな……ならいっそ一緒に寝るか)
(………!?!?)
(良いだろ別に、女じゃあるまいし)
(………嗚呼…)
………こんな会話がされていたとかいなかったとか…――――
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ta0628tm0105(プロフ) - 最高＼(^o^)／ (2021年5月28日 23時) (
レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
わがはいは猫(オタク)である。名前はもうある。 - 地面に頭こすりすけながら歩くって無理じゃね？？ (2018年12月7日 20時) (レス) id: 681019e2ea (このIDを非表示/違反報告)
談 - 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 良かったです。特に相手が先生な所がいい。あと、主人公の戦闘狂な所をもっと欲しいです。そして、イチャイチャお願いします。 (2018年6月28日 4時) (レス) id: 045b1acecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年6月9日 14時
