42話:無気力君と相澤先生と �� ページ3
相「ここが俺の家だ」
貴方「学校から近いんだな」
あの後時間通りに先生を起こせば、学校を出て少し歩けばそう言いながら一軒家の鍵を開ける。
相「合理的だろ??」
貴方「アンタなら学校に寝泊まりとかしてそうだけどな、いや昔やってた口か??」
相「………よく分かったな」
何となく想像し問いかけては、矢張り想像通りなのか少しバツが悪そうな顔で顔を逸らす。
貴方「アンタとは長い付き合いになりそうだからな、観察は怠らねぇよ」
クスリと笑いながら時計を見れば夕食の時間だった。
相「…そうか」
貴方「嗚呼、所で時間がいいところだ。泊まる礼に飯作る」
相「…なら頼む、俺は片づけなきゃならねぇ書類があるんだ」
鞄を置いて制服のブレザーを脱げば腕を捲りながら手を軽く振り答える。
(さぁて……何を作ったもんか…――――)
冷蔵庫の中を見ては案外色々と食材は揃っている。
(……ま、あんまりごちゃごちゃしてない方がいいな)
少し考えては手を伸ばし、幾つか食材を取っていく――――
―――――――
貴方「ほらパソコン閉じろ、飯食うぞ」
相「…ん、出来たか、早いな」
皿を二つ持ってリビングに来ながらそう言えば机に皿を置く。
相「……オムライスか」
貴方「アンタなら皿幾つも使う料理よりも一皿で収まんの好むだろ」
相「……俺のこと本当に見てるな」
貴方「序に言えば猫好きだろアンタ」
スプーンを手に向かいに座りながらそう言えば目を見開き固まる。
そんな先生を横目に手を合わせ「頂きます」と一口食べる。
…うん、美味い。流石俺←
相「……何処で気付いた…??」
貴方「帰り道、アンタは気付いてないんだろうが細い路地に近づくと視線が普段よりも動いてる。ヴィランやらが居ないかの確認なら多少なりと殺気は出るがアンタにはそれが無い。そんであの辺りに『野良猫に餌をやるな』って張り紙があった。
―――――……これから推測するに『アンタは猫好きで、あの辺りで良く帰り道に猫と逢引してる』、どうだ??」
相「………お前をA組に編入させて正解だったな」
フゥと一息吐けばそう言いながらオムライスを食べ始める。
貴方「お褒めに預かり光栄、だな」
クスリと笑えばそのまま食べ進めるが、ふと先生が食べる手を止める。
相「……!!……無力……お前……コレ…」
貴方「んぁ??……嗚呼それ??」
視線を向ければスプーンに乗った人参。
43話:無気力君と相澤先生と �窟�←作者とコメント返しと�気里�礼と
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ta0628tm0105(プロフ) - 最高＼(^o^)／ (2021年5月28日 23時) (
レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
わがはいは猫(オタク)である。名前はもうある。 - 地面に頭こすりすけながら歩くって無理じゃね？？ (2018年12月7日 20時) (レス) id: 681019e2ea (このIDを非表示/違反報告)
談 - 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 良かったです。特に相手が先生な所がいい。あと、主人公の戦闘狂な所をもっと欲しいです。そして、イチャイチャお願いします。 (2018年6月28日 4時) (レス) id: 045b1acecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年6月9日 14時
