もしなんでもないモブがループを繰り返していたら?? �� ページ17
(……嗚呼……やっと……――――)
貴方「………終わった、のか………」
死「はぁ??…………??……あ、れ……??」
そのまま木に凭れ掛かり、ズルズルとずり落ちれば死柄木が固まり首を傾げる。
(………今までの、記憶が戻ってるのか……それとも……―――)
相「死柄木!!輪廻!!動くなっ!!」
追いつかれれば相澤先生がそう叫ぶ。
…嗚呼、最後に皆が見れるとは…いい最期だ……―――
死「―――……ぁ……あ…ああ………あ゛あ゛ああぁああああああああぁああ!?!?!?!?」
「「「!?!?」」」
頭を抱えていたが突然叫びだす死柄木に驚く皆。
(……あー……最後の最期で……苦しい思いさせちまった……)
弾の辺り所が悪かったのか、どんどんと血が流れ、下がっていく体温を感じながらぼんやりと死柄木を見る。
死「………嘘つき」
貴方「………ごめん、な……」
相「おい、動くなと「黙れっ!!」!?!?」
俺に近づき、吐き捨てるようにそう言うもそっと優しく手を取ればポロポロと涙を溢す死柄……いや、転弧。
死「………ごめん、ごめんなぁ……」
ポロポロと泣きながら、そっと抱きしめられるも俺にはもう…――――
貴方「……転弧……もう、だめだ」
――――もう間に合わない。
そう言うも、服が血に汚れようがお構いなしに抱きしめてくる転弧。
貴方「……先生方…A組の奴ら……それと、転弧……遺言だ…」
もう、殆ど動かない体に鞭を打てば声を出す。
爆「あ゛ぁ!?!?裏切り者の言葉なんざ「待て爆豪」…邪魔すんな半分野郎……!!」
貴方「……嗚呼、いっつも……そうやって喧嘩、していたなぁ……」
そう呟けば二人は黙った。
貴方「……俺は、誰も恨んじゃいないさ。
俺には、その資格なんてない。
だから、俺のことは忘れろ。
―――……最期、に……お前らの、顔が見れて……良かったなぁ……」
爆「……あ………??」
もう瞼が重くなり、目が開かなくなってきた…――――
轟「………―――!?!?………こ、れ……」
嗚呼……いつもと同じ感覚……寝る感覚…―――――
死「っ……死ぬなよ……!!」
………………――――――
貴方「――――………これ、で……ようやく……俺も………眠れる………」
………最後の最期
誰かが泣きながら俺の名前を読んでいた気がするが
……それが誰の声だなんて、俺の耳じゃあもう分からなかった…――――
……おやすみ――――
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ゼロ(プロフ) - 13号の中身の小説書いてください！ (2019年4月1日 15時) (
レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - え、楽しそう…！私も短編シリーズ作りたくなりました…！ＡＩのやつ、ぜひとも作って欲しいです！ (2019年3月11日 16時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
わ - ←多すぎじゃない？読みにくいわ (2019年1月17日 15時) (レス) id: 95707d48ef (このIDを非表示/違反報告)
談 - 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年5月30日 0時
