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「爆豪君!!好きです!!」
爆「……またテメェかよ……俺は好きじゃねぇ、もう話しかけんなや!!」
体育祭後、色んな意味で注目を集めた俺だったが、最近変な女に纏わり付かれ迷惑をしている。
このモブ曰く『一目ぼれ』らしいが……。
(あー…うぜぇ……断ってんだから諦めろや)
ため息を吐きながら女を無視して教室に入る。
上「……!!……ば、爆豪…」
爆「あ??んだよアホ面……」
それから数日後、いつも通りに登校していれば靴箱の前でアホ面が固まっていた。
押しのけつつ靴を履き替えようと靴箱を開けた時に俺も固まった。
落ちてくる靴箱の中に押し込めたと言わんばかりの大量の手紙。
それと共に落ちてくる大量の盗撮写真。
上「…なんだよ、これ……」
後ろから聞こえた声にも反応できずに固まる。
(―――……なんだこれなんだこれなんだこれなんだこれっ!?!?!?)
ゾッとした何かが背筋に走るのを感じつつ靴箱を手荒に閉めればそのまま教室に上がる。
上「あ、おい爆豪!?!?」
後ろから聞こえたアホ面の声も聴かずにそのまま教室に向かう。
だが、こんなことが毎日毎日続いた。
切「お、おい爆豪……」
爆「………」
犯人は分かっている、あの女だ。
だがそれでも気持ち悪い。
上「あー……糸切様とか居たら解決しそうだよな、こういうの……」
切「……糸切様??」
上「知らねぇの??ちょっと前に流行った都市伝説だよ。『糸を切ってくれる』って」
爆「……糸切るのとコレ何の関係があんだよ」
気を紛らわそうとアホ面の話に口を出せば思い出すようなそぶりをする。
上「いやな??糸切様って『運命の赤い糸』みてぇな見えない糸を切ってくれんだってよ。だからその女子の赤い糸的なものを切れば落ち着くんじゃねぇかってよ??」
肩を竦めれば苦笑をするアホ面を横目に窓の外を眺める。
――――……癪だが、確かに今の俺は参っている。
飯を食う量が減った。
体重が落ちた。
学校以外で外に出ることが無くなった。
このままじゃ駄目だと分かってるが、むやみに動けない。
(……どうしろって言うんだよ……糸切様でもなんでもいい、どうにかしねぇと……――――)
そんなことを思いつつ家への道を歩いていたせいか、気付くと見知らぬ場所に来てしまっていた。
辺りを見渡すも人の声も気配も、一切感じられない変な場所。
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ruki(プロフ) - ネタの宝物庫かな？（神かな？←） (2020年3月18日 5時) (
レス) id: e14c0c88f1 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - トリップ先の男の子みて思ったんですけど攻め主っていいですよね← 話変わるけど@黒さんの作品すごく好きです！ (2019年1月14日 21時) (レス) id: 4e1fb3cea4 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぴょん - えっとね、神殺しのやつが連載してほしいな！！いつか、緑谷がみんなにばらすとか!!ネタバレ要素みたいなの好きだから！ (2019年1月11日 22時) (レス) id: e2495abf65 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぴょん - えっとね、神殺しのやつが連載してほしいな！！いつか、緑谷がみんなにばらすとか!!ネタバレ要素みたいなの好きだから！ (2019年1月11日 22時) (レス) id: e2495abf65 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 突然失礼します！1の時からずっと読ませて頂いてます！(*´▽｀*)夢主君の設定がどれも面白くて好きィ…(*＾▽＾*)更新頑張ってください！(*´∀`)♪ (2018年12月5日 21時) (レス) id: a2a172a5bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年11月21日 17時
