海の家 ページ10
爆「冷てっ」
「急いで食べると頭痛くなるぞ」
場所を移して海の家、勝己の要望でかき氷を食べることになった。
…いちご味が好きなのも同じなんだな。
？「あ、あの……」
「…!!……」
爆「…??……誰だよ??」
(…しまったな…想定外に人が来るのが早い……)
勝己の息抜きの為だとなるべく移動時間は短くしようとしていたが…。
？「あ、そ、その…別にどうこうしようとかじゃなくてですね!!」
爆「……??」
声を掛けてきたファンと思われる女性に首を傾げる勝己。
……まぁ幼児返りしているから何が何やらだろうが……。
女「その…ニュース見て驚いたんですが……あの…事情とか全く分からないですし何があったのか分からないんですけど…ゆっくり休んでください!!」
「………うん、有難う御嬢さん。少し俺と勝己は表舞台から降りるけど、きっと戻るから待ってて欲しい」
女「は、はいっ!!…あ、お二人に会ったことは言わない方が…??」
爆「他の奴に言うなよ??俺とAで秘密で逃げてんだから!!内緒だ!!」
女「分かりました!!内緒ですね??」
幼児返りしてる勝己のことも深く聞かずにクスクスと笑ってくれた彼女には感謝だな。
女「あの……実はお二人のファンクラブがあるんですが……もし良ければ秘密にするようにお声かけしておきましょうか…??」
「…いいのか??それは有難いが……」
女「はい!!ちょっとお写真を証拠の為に撮らせては頂くんですが……皆さんきっと分かってくれると思います!!」
そう言ってはスマホを手に微笑む彼女。
爆「……駄目だからな!!Aは俺の恋人なんだからよ!!」
女「…………」
「……えっと……まぁ……」
苦笑しつつ遠回しに肯定すれば目を輝かせ、「おめでとうございますっ!!これは尚更言わなければ…!!」と何処か気合が入ったように話す。
「勝己、彼女は俺たちの旅を応援してくれるらしい」
爆「本当か??」
微笑んでそう言えば首を傾げてかき氷を食べる勝己。
「嗚呼、ただ写真を撮るけどいいか??」
微笑んで頭を撫でつつ問いかければ手に擦り寄りつつも頷く。
女「えっと…会ったって証拠の写真を撮ってもいいですか??」
爆「ん、いいぜ!!」
この直後SNSに一枚の写真がアップされ、瞬く間に拡散されたがそれと同時に新しいファンクラブが発足されたとかされていないとか……―――――。
終わり
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零鈴@自己解釈作者(プロフ) - 続きがとても気になります…！間違えていたら申し訳ないんですが、もしかしてあの夏が飽和するですか……？ (2019年9月1日 15時) (
レス) id: f03dbedb27 (このIDを非表示/違反報告)
白夜1945 - とても素晴らしい作品だと思います！続きが是非みたいですね！ 途中で出てきた女の子むっちゃ優しいですね！そして最後に...... 先輩ちょっと表出ようか？(黒笑) (2019年7月21日 20時) (レス) id: 3d2f41f960 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - あ、誤字は気にしないでください。感動のあまり手が震えて(( (2018年8月27日 0時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 続きをォォォ、続きをくれぇぇぇぇぇ…！読み進める手が止まりませんでした。一瞬でこの小説の世界にに飲み込まれた…すごい… (2018年8月27日 0時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 下の方に激しく同意します！ (2018年8月22日 23時) (レス) id: 450eaaccb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年8月22日 22時
