【ヒロアカ】無感情な無個性さん…??【爆豪勝己】 (ページ2)

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1話:違和感ページ2

その日は、午前までは至っていつも通りの日常だった。

異変を感じたのは午後からだった。

貴方「………!!」

五時間目、電波のようなものを感じ取れば右手が反応し、持っていたペンを落とす。

「どうした七罪??体調悪いのか??」

貴方「……はい、すみませんが保健室に行ってきます」

「嗚呼、気を付けろよ」

その場で立ち上がり、先生に頭を下げれば教室を出ていく。

(………これはジャミング電波…??)

異常の一端を察知すれば目を閉じ、教師(ヒーロー)にも伝えるべきかと左手を横に広げながら右こめかみをトンと突く。

貴方「ブロードキャスト(光矢伝達)」

『何かがこの学園で起きている、至急全教員及び生徒が無事か連絡を取るように』

(まぁ、これくらいなら虫の知らせか)

貴方「ジャミング電波の元に瞬間移動」

目を閉じたまま呟けば一瞬の浮遊感、次の瞬間には頬を冷たい風が撫でる。

(……ここは何処だ??)

目の前に広がるのはまるで遊園地。

しかしその奥ではなにやら戦闘が起こっている様子。

(……思ったより緊急事態だな)

考えながらも再び個性を使い、伝達する。

『至急至急、本校舎から離れた施設にて教師及び生徒多数がヴィランに遭遇、至急応援を求む』

貴方「……後は……パーフェクト・キューブ(完全なる立方体)」

入り口に手を翳せば、生徒と先生を囲むように正方形が現れる。

相「!?!?……これは…」

貴方「俺がやったことだ、ヴィランじゃない」

A組「「「!?!?」」」

飛び出そうとしていた先生の元に瞬間移動し、腕を引っ張り正方形に引っ張りこめばそう言う。

相「お前……誰だ…??」

貴方「通りがかりの普通科生徒だ、この正方形から出ない限りどんな攻撃も跳ね返す。先生たちには連絡済みだ、大人しく待ってれば応援が来る。」

相「……普通科がこんなこと出来るか」

先生の言葉を横目に立ち上がる。

貴方「先生、足止めは必要か??」

相「……いい、俺が「止めておけ、お前の個性は短期戦向きだ」………」

プロヒーローの先生の名前、個性は調べて全員記憶済みだ。

黙った先生を横目にヴィラン共を一瞥すれば、思考を巡らせる。

(さて、どうすれば被害少なく制圧出来るか)