27話:これから ページ33
貴方「冷はまず体を冷やさないようにしないとな、個性のこともある」
オ「家事は暫く家政婦さんにしてもらった方がいいと思うが…」
冷「そうですね…もう私だけの体じゃないですから……無理は出来ませんしね」
冷が退院すれば三人で居間に集まり、これからのことについて話し合った。
貴方「…正直に言うと、俺は妊婦についての知識は皆無だからな。こればっかりは医者の助言を聞くしかなかろう、家事は家の者に任せて冷は軽い散歩程度の運動をすればいいとのことだ」
冷「散歩ならAさんのお家を探検するだけで十分なお散歩が出来ますね」
クスクスと笑えばお腹を撫でつつそう言う冷の頭をそっと撫でる。
貴方「妊婦に対して知識がある家政婦を雇うか、冷の傍についてもらおう」
オ「まぁ、備えあればっていうしね。冷さんも遠慮なんて考えないことだ」
冷「はい、流石にこればかりは私一人で出来ることではないので…」
(冷の今後の生活について決まったところで……――――)
貴方「……ヒーローは産休が取れるのか…??」
オ「うーん……聞いたことは無いな……」
問題は俺たちヒーローの方だ。
家事やらは家政婦に頼めるとはいえ父親は流石に頼めないだろう……。
貴方「俺が思うに日で交代するのはどうだ??」
冷「一日交代という事ですか??」
オ「なるほど……確かに一緒に住んでいるから予定は合わせやすい……」
貴方「冷と子供には申し訳ないが、ヒーローを辞める訳にはいかないんだ。だが冷と子供を放置する気も更々ない。……我儘を言っている自覚はあるが、理解してもらえないか??」
そう言いつつ冷を見れば、冷はクスリと微笑んで俺の手を握る。
冷「Aさんと結婚する覚悟をした時にそれも覚悟していました。それにAさんに愛されている実感がありますから、私はちゃんと待ちますよ。……その代わり、お休みの日はちゃんと構ってくださいね??」
貴方「嗚呼、約束しよう。……なんだか冷の方が潔いな…」
手を握り返しつつ苦笑を溢せば、冷はクスクス笑いつつ首を傾げる。
冷「そうかしら??」
貴方「嗚呼……口調も少しずつでいいからな」
冷「はい、少しずつ慣れますね」
結婚して変わったことは殆どと言ってないが、冷の口調をもう少し砕けないかと相談したところ少しずつだが頑張ると意気込んでいた。
……別に意気込むほどではないと思うが…冷が可愛いから言わないでおく。
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しゃい - 設定の知ってる情報がw面白い！けど大体はあってる、、まあもちろん好きに成りますよね (2020年3月29日 0時) (
レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 本当に無理難題を引き受けて下さってありがとうございました。
あとたくさんコメしてコメ欄をお邪魔しまくってて申し訳ありません。
ほんとこの作品大好きです、作者さんのファンになりました♪
ムリなさらないでご自分のペースでがんばって下さい。 (2018年11月28日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
ミント - シリアスからの、いつも通りのほのぼの？で終わっていて安心しました。
もう一つのリクエストまで受けてくれるみたいでありがとうございます。
でももうほんと、ムリはなさらなくて大丈夫ですからね？こちらだけでももうお腹いっぱいなんでw。 (2018年11月28日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
ミント - こんにちは。リクエスト作品、受け付けて頂き…ありがとうございました。(*^o^*)
ご多忙な時期だったみたいなのに申し訳ないです、更には難産だったみたいで…悩ませてしまって。
難産だけあってとてもステキな作品に仕上がってた、と思います。 (2018年11月28日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - んー…映画であったあれかな？(映画閲覧済み) (2018年10月25日 17時) (レス) id: edd13e8249 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年7月18日 3時
