NO DATA �� ページ40
緑「えっと……僕は緑谷出久、君のことはなんて呼べばいいかな…??」
ショートホームルームが終わっても、誰も彼女に話しかけなかった。
……いや、多分話しかけに行けなかったんだと思う。
僕だって一体何を話せばいいのか分からないけど…でも、声を掛けないと何も始まらない。
立ち上がった僕をクラスの皆が見る中、彼女に近寄れば話しかける。
『………れいん』
緑「!!…れいん……ってどんな字書くの??」
『………こう……』
初めて聞いた彼女の声とか、名前を教えてくれたことに驚きつつも会話を途切れさせたくないと問いかければ、少し視線を迷わせた後に僕の手を取って掌に文字を指で書いてくれた。
…玲……音……??
緑「これで「れいん」……可愛い名前だね!!」
微笑んでそう言えば、今まで無表情だった彼女は少し驚いたような顔をした。
『………そうかな…』
緑「うん、えっと……僕は情報とかそういうのが無くても玲音さんと仲良くしたいんだ、だからこれから宜しくね」
そう言いながら手を差し伸べれば、また驚いて視線を迷わせた後に、小さく頷いてそっと手を握ってくれた。
……なんだ、ちょっとお喋りが苦手な物静かな感じの子だけど…普通にいい子だ。
茶「じゃあ私も!!私は麗日お茶子、私も仲良くして欲しいな!!」
上「俺も俺も!!俺、上鳴電気!!」
僕と玲音さんの会話を聞いて、とっつきにくいイメージが無くなったのか他のクラスも皆も彼女に話しかけに来た。
良かった、彼女も無事にこのクラスに馴染めそうだ。
爆「………おいデク」
轟「………緑谷」
緑「……??…どうしたの轟君、かっちゃんも…??」
爆・轟「アイツにあんまり関わんな/関わるな」
緑「…!!……ど、どうして……??」
険しい顔で玲音さんを見つめる二人に問いかけても、答えてはくれなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キラリ＆キララ(プロフ) - 分かります！書き貯めしてた分が ひとつでも消えるとすごくやる気失せますよね！ (2018年11月5日 17時) (
レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)
マイ相尊い - ミッドナイト成り代わり爆豪 の続きが見たいです (2018年10月21日 23時) (レス) id: fad1f93ddc (このIDを非表示/違反報告)
ぼくの思い出 - 人を陰湿に虐げる才能を手に入れると、アイデアが浮かぶようになるんですか？教えてください。 (2018年8月15日 7時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - アイディアが浮かぶと書きたくて仕方なくて、でも続けるのって大変ですよね！@黒様は沢山アイディアが浮かぶ努力家なので、気長でいいと思います！作者様が無理するよりはファンとして待ちますよ( ´∀｀) (2018年7月30日 4時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - コメント返信ありがとうございます！嬉しみヽ(*´▽)ノ♪@黒様の作品は全て見ました！よう実も、ヒロアカも！最高でした!!掛け持ちは確かに大変ですよね。自分は投稿はしてないですけど、夢小説を書いてまして。 (2018年7月30日 4時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＠黒
| 作成日時：2018年7月17日 9時
