4話:『終わり』の裏側 ページ5
爆「A、お前のこと嫌いになった」
昼休み、クソ女との約束通りわざわざ昼休みに向かいに行き、Aにそう告げれば一瞬固まった。
(固まった……つう事は少なくとも動揺はしてんだな…??)
時「……そうか」
そう言うも瞳の奥は揺れている。
……間違いなく動揺している。
その事実に俺は心の中で笑みを浮かべる。
(嗚呼、俺に対して何かしらの感情はやっぱりあったんだな)
その事実に嬉しく感じるも外面は取り繕う。
爆「だから別れてくれ、俺は此奴と付き合いたいんだ」
Aを見てそう言えば、さもクソ女が好きだと云う様に視線を向ける。
姫華「…ご、ごめんねぇ??……けど、私の方が勝己君のことが好きだしぃ……」
緑「ふざけないでっ!!」
そんな話をしていればデクが立ち上がる。
(いつもなら爆破してっけど、今は寧ろテメェの言葉が丁度いいんだよ)
時「……出久……」
緑「かっちゃんにどんなことがあったかは知らないけどっ!!…今までかっちゃんは本気でA君のことっ「出久、いい」……っ……A君……」
デクの言葉を遮ればAは微笑み、俺を見上げる。
時「…それは、勝己自身の選択なんだな??」
爆「おう、俺が自分で決めた」
Aの質問に頷けば、少し考え込んで口を開く。
時「分かった、なら別れよう。彼女と幸せにな」
(…なるほどな、今の答えはそれか)
爆「おう、じゃあな」
内心ニヤリとしつつ、クソ女を連れて教室を出ればクソ女は俺の腕に手を絡める。
姫華「これで勝己は私のものね!!」
爆「そうだな」
(これから、アイツがどう動くか……――――)
目を細めればポケットからイヤホンを取り出し耳に付ける。
姫華「勝己、一緒にご飯食べよぉ??」
爆「ん、いいぜ」
手を引かれるがままについて行くも、俺の意識は耳のイヤホンに向いていた。
(…まさか、興味本位で買ってたもんがこうも役に立つとは思わなかったけどな―――)
目を細めれば、音量を大きくする。
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白樺 - じゃあ爆豪君は夢主君の手のひらで踊らされてたってこと⁈ 話読んでゾクってしました！最高かよ、、、 (11月26日 19時) (
レス) @page26 id: d08512eba0 (このIDを非表示/違反報告)
白夜1945 - 謎解き僕が考えたもの....... したこと→電話→夢主くん『俺から電話“驚いたろ”』→洗脳解くには衝撃的なことが起こらないとダメ→夢主が“驚いたろ”と言ったってことは夢主くんは意図的に電話を掛けたと言うことではないでしょうか。当たっていましたか？ (2019年7月29日 11時) (レス) id: 3d2f41f960 (このIDを非表示/違反報告)
太陽(2個目)(プロフ) - うわっ！最高かよ！最後の最後に2回も裏切られたわ(勝己がしくんでいたと思ったらまさかの夢主だった)凄いなぁよくこんなすごい作品かけますね！尊敬します！w (2018年12月19日 9時) (レス) id: bb5e4f6c0b (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ヤンデレ…苦手なはずが、このお話のどんでん返しに驚愕と脱帽…！！！すごすぎます…(o>ω<o) 謎…気になります…！！ したこと→キス→初めから好きだった…のか…？まだ解けませんが、面白かったです！！ (2018年11月7日 3時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
もおん - 謎解き解けました！！！好きですわ！この作品！ (2018年8月17日 9時) (レス) id: 0c67084669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年7月6日 10時
