手料理 ページ38
『大丈夫？Aちゃん』
「ゴホッ…はい、大丈夫です」
『あははっ 涙目になってるよ』
「騒がしくてすみません、気管が…ゴホゴホ」
『ゆっくり息して落ち着いて〜
ジョンインが急にツンデレのデレ発揮するからAちゃん驚いちゃったじゃん』
「別にツンデレじゃないですって。思ったこと言っただけです」
「……」
『正直者だもんな。
へぇ、ジョンインはAちゃんが作ってくれるご飯が好きなんだ〜』
「はい」
『Aちゃんはシェフの俺より料理上手なの？』
「そ、そんな！チャニョルさんの料理の方が美味しいに決まってます！比べ物になりません」
『え〜 でもジョンインはAちゃんのが良いって言うもん。食べてみたいなぁ、Aちゃんの手料理』
「本当に旨いんですよ」
「ジョンインさん、ハードル上げないでください…」
「なんで？嘘ついてるわけでもお世辞言ってるわけでもないんだから良いじゃん」
『益々気になるな〜』
「や、本当に大したことないんです。普通の家庭料理なので」
『俺は…てか、男としては！家庭料理が出来る女の子が一番良い！
変に凝ったものよりも誤魔化しが効かないシンプルな料理だからこそ良さがわかりやすいんだよ。安心する味だし』
「ですね」
『ジョンインの胃袋をがっちり掴んだ手料理ってめちゃくちゃ興味ある。今日のお昼 Aちゃんに作ってもらおうかな？』
「え！」
『嫌だ？作るの面倒くさい？』
「いえ、そんなことはないですが…プロの料理人であるチャニョルさんに食べていただくなんて恥ずかしくて」
『2人してプロって言うけど俺だって実際大したことないんだよ？知り合いのおじさんがレストランをやってたおかげで偶然シェフになれただけ』
「偶然ではなれませんよ。全部チャニョルさんの努力の結果です」
『そうかなぁ？はは、嬉しい』
「チャニョリヒョンの料理が旨いのも事実だしね」
『出た！デレ！』
「うるさいな。もう二度と褒めませんよ」
『わーっ ごめんごめん！許してください』
「…朝ご飯旨かったので許します。
ごちそうさまでした」
綺麗に完食したジョンインさん
空になったお皿を見たチャニョルさんは誇らしげで
嬉しそうに笑っていた
「ヒョンに手料理作る作らないはどっちでも良いけど、俺の弁当のことは忘れずよろしく」
「はい。忘れません、ふふ」
『お？ジョンイン弁当持参？』
「この人が作って会社まで届けてくれます」
『えー！何それスゲェ！』
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レモン(プロフ) - みみももさん» コメントありがとうございます！じれったいですよね〜 もうしばらく不器用な2人の生活をお楽しみください(笑) (2016年10月28日 10時) (
レス) id: 5dccc102a4 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！ジョンインの気持ちも知りたいですね(><) (2016年10月26日 20時) (レス) id: 4279d10aea (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます！いつも読んでくださりありがとうございます(*^^*)ジョンイン社長、少しずつ変わってきてますね？この先どうなるか…お楽しみに！(笑) 更新頑張ります！ (2016年10月26日 9時) (レス) id: 5dccc102a4 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 和子さん» コメントありがとうございます！ドキドキしていただけて嬉しいです(o^^o)続きも頑張りますね！ (2016年10月26日 9時) (レス) id: 5dccc102a4 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - お久しぶりのコメントです！笑いつも楽しく読ませて頂いてます！！遂にジョンインも、、？ととてもドキドキしながら読んでます(^^)更新楽しみに待ってますー！！ (2016年10月25日 19時) (レス) id: 74d5d29218 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2016年7月14日 0時
