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頬に感じる温かい温もりにフッと意識が浮上した
A「……ん」
ゆっくりと目を開ければそこには優しい眼差しをしている大好きなおついちさん
おついちさんはフフと笑っている
おついち「おはようAちゃん」
柔らかい笑顔で私の頬を撫でながら額に軽くキスをしてくれるおついちさんに私は照れながらも嬉しくなった
A「おはよう…ございます///」
おついちさんは私の声を聴いて少し苦笑いを浮かべていつの間にか持ってきていたペットボトルのお水を手に取った
おついち「声が少し枯れてるね…昨日激しくしちゃったからゴメンね?」
おついちさんの妖しく笑った微笑みに私は顔が赤くなる
それを見てクスッと笑うと蓋を開けて私にくれるのかと思ったら、おついちさんは自分で口に含むと私の頬を包み口づけた
A「ん…」
口付けられておついちさんの舌先で口を開けるようにとトントンとされて少し開くとそこから水を流し込まれた
コクコクと流れてきた水を喉に流すとおついちさんはゆっくりと口を離した
私がハァっと息をつくとおついちさんは少し乱れた私の髪に触れた
おついち「身体は大丈夫?」
そう聞かれて、大丈夫ですっと言おうと身体を少し動かすと微かに腰に痛みを感じて小さく声が出てしまった
A「っ…」
そんな私を見ておついちさんは優しく腰を擦ってくれる
おついち「手加減しようと思ったんだけどあまりにも可愛くてつい理性出来なかったよ…ゴメンね」
おついちさんはそう言ってくれるけど私は謝らないで欲しかった
だって好きな人が理性も無くすくらい求めてくれるから
こんなにも愛されていると全身で感じていた
私はソっとおついちさんに手を伸ばすとおついちさんの頬に触れる
おついちさんは気持ちよさそうに瞳を細める
A「私は嬉しかったですよ?…おついちさんに愛されて…だから謝らないでください」
私がそう言うとおついちさんは少し瞳を潤ませながらニッコリと微笑んだ
おついち「Aちゃん…ありがとう」
こんなにも幸せな朝を迎えて私は幸せだと改めて思った
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時音(プロフ) - 苺女さん» 作品を読んでいただきありがとうございます!苺女様のお三方様には何度読んでもドキドキしてしまいます!怪我はようやく良くなりました^_^お優しいお言葉ありがとうございます>.<苺女様の作品も楽しみにしてます! (2022年4月26日 9時) (レス) id: fdd0a3b48a (このIDを非表示/違反報告)
苺女(プロフ) - こんにちわ!男前な先生素敵すぎます(*´ω`*)お怪我の具合はいかがですか、ご無理せずに時音さんのペースで療養ください⭐︎ (2022年4月25日 13時) (レス) id: def4290d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時音 | 作成日時:2022年2月27日 3時