太宰さんの双子の妹がとってもかわいいです。

異能の説明と四話 ページ5

異能 葉桜と魔笛



葉桜が出現し、どこからともなく笛の音色が聞こえてくる。


Aが定めた特定の者に発動して、笛の音色が聞こえた者は操られる。


ちなみに、身体操作の異能に近いが、ある程度コントロールできるようになれば敵だけに発動させることが可能。


(太宰治 『葉桜と魔笛』より。)

☆☆☆☆☆

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ﾌﾟﾙﾙﾙ....


春｢はい、もしもし。こちら武装探偵社です｣


貴｢...え、ええと....!!あ、その、敦くんか国木田君います!!!?｣


かなりテンパるA。

彼女は今、武装探偵社に入社したいと言おうとしていた。



敦｢....はい、お電話変わりまし....ってAさん!!?｣



国｢...!!｣


貴｢....急に、ごめんなさい...私、その会社に入社したいの....!!｣


国｢...俺だ。｣


いきなり電話の向こうの声が変わる。国木田だった。


国｢....太宰の奴は?｣

貴｢...あぁ、治兄!今は寝てるよ｣



国｢あの唐変木...!ところで、だ。A、明日にでも社に来れるか?実は...｣





福｢貸せ。｣

国｢....!!社長...!!｣



貴｢....あれ？国木田.....｣


福｢...電話を変わった。私は探偵社の社長だ｣



社長、という言葉を聞き、途端にAは吃驚する。



貴｢....え、えぇ...??あ、あの...兄がお世話になっております!!!!｣



福｢....確か、太宰の双子だとか...なるほどな｣





福｢...明日、太宰と一緒に探偵社に来い。体験入社、だ｣

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