我らの天使

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▪宇野実彩子

今日はAと撮影の日

ちょーちょー楽しみだったのずっと

宇「ね、Aさん？あたし今日のこと何にも聞いたないんだけど？」

あ「…わすれてた♡」

宇「ちょっとぉ〜♡」

マ「怒るんだからデレるんだかどっちかにしなよ」

宇「かわいいもんはしょーがなくない？」

ｷﾞｭｰ

あ「宇野ちゃんはほんとほそいねぇ」

いやいやいや、あなたの方が断然と細いから

あ「宇野ちゃんってほんと凄いねぇ」

宇「なにー褒めても今日のイメージとか教えてくれなかったことは許さないからね」

あ「あかんか笑」

あぁほんとたまに出る関西弁が好き

あ「わ！みてみて！」

宇「ん？」

あ「めっちゃ昆布のおかしあるー！！！」

ケータリングね笑

好きなものが昆布とかおつまみ系なとこも好き

宇「あんまはしゃぐとあぶな…」

ﾂﾙｯ

あ「せーーーふ」

いやすべってたよ完全に

おっちょこちょいな所も全部が愛しい

ほんとに目が離せない2歳児みたい。笑

あ「また子供ーとか思ったでしょ」

宇「ばれたか」

あ「もーみんなすぐそうやって子供や子供やゆってくるし嫌い笑」

宇「みんなAのこと好きってことじゃん笑」

あ「//恥ずかしいやんやめて〜！」

すぐ照れるのはどうして？笑

写「じゃあ準備おねがいしまーす！」

衣装は…

ん？メガネにスーツ？

あ「あたしとあなたのコンセプトはおフェロです」

あーそーゆーことね

ちょっと色っぽいOL的な感じか

得意じゃないかっ！笑

これAもすんのかぁー

できんのかな笑

別々に着替えてメイク室でAを見つけた時は

本当にさっきの昆布で萌えていたAだなんて

想像もできないくらい色っぽかった

あ「あ、宇野ちゃん♡どー？」

あたしの前でくるっとまわるAは高校生さを

感じさせない本物のOLになってた

宇「Aってほんと尊敬する」

あ「えへ？それはどうもありがとう笑」

変なことゆってごめんね笑

あ「でもやっぱ宇野ちゃんには勝てそうにないね」

宇「まぁあたしの十八番だからね〜」

なーんて余裕かましてたけど

いつかAには負けてしまうんだろうなぁ

勝ち負けじゃないことは分かってるけど

叶わないってもう思っちゃった

でもグループだから個性は大事

1人ぐらい七変形出来る子がいてもいいじゃない

とかなんとか考えてるうちにメイクは終了

撮影もお色気全開の素敵な作品に仕上がり

写「二人ともほんと最高だったよ」

なんて言われちゃった♡

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