作詞した。~3rdSeason~

ヨハネ ページ4

気づいた頃には
いなくなっていた
思い出だけを
抱き締めていたよ

地面を突き刺す
親指の指図
馬鹿を見たのは
他でもない君だ


逆立ちをして見えた景色は
誰にも理解できやしないと
姿見のボクが笑う


まるで仮面の外れたピエロだ
ほくそ笑むアホ面
数多の夢を囃し立てて
息の根元を縛った
君の両腕 救ってみせて
ほら S・O・S



手当たり次第に
宝石を集め
顔と成りすら
使い分けている

隠したつもりが
とっくに割れてる
汚い性根
君は何者なの？


コトバ全てが真実だと
鵜呑みしたボクが愚かでした
端正な笑みの虚言


そんな理想と離れたピエロだ
本当は馬面
武器はひとつじゃ ご不満のよう
あの手この手で 馬脚を取り繕って
なにがしたいんだ
ほら S・O・S



布団の中で動けずにいるボクと
窓枠の額縁
見せつけるように羽ばたく

お絵描きの譜面に操られ
その場凌ぎの賛同を
どこかの誰かが欺く

君には はじめから居場所なんて無いでしょう？



まるで仮面の外れたピエロだ
大衆の眼前
それでも 君は踊り続けた
今さら逃げるつもりも 度胸もないのに
「救ってくれよ」

ほら SOS・O・SOS

そんな理想と離れたピエロだ
待ってたんだ 泣き面
武器はひとつも残ってないよ
全部 お前のせいだろ
早くその手で殺めてみせて

ねえ！！



＊＊＊
【主は恵み深い】

憧れていた、とある人物への当て付けの詞です。

追記：一ヶ所修正しました。

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