作詞した。~2nd Season~

さよならジャーティ ページ14

　キライ ツライ
　キエタイ
　そんな文句が染み込んでしまった
　本当に持つべき言霊
　たった一言は飛んでった


　進み続ける理由だなんて
　幾らでも羅列してくれる
　想像よりもずっとずっと
　僕のポテンシャルは低いようなんです

　留まり続ける言い訳なんて
　呆れるくらい溢れかえるんだ
　こんな僕を刺してくれよ
　ご自慢のその指先で


　Bottom layer
　少しの妥協が積み重なって
　窓に差し込む陽でさえも
　見えなくなってしまった
　ゴミみたいな生命 引きずって
　最低人生 最下位
　えらく長いインターバル



　痒いところに手が届きそう
　でも届かなくって 一欠片すら
　僕の言いたいニュアンスも
　意地だなんだって口を閉ざした

　踏み抜いてきた足跡たちと
　明日を見知った天気予報
　世界の情勢とか
　僕を知った振りの君とか


　アンダークラス
　一途な我慢が折り重なって
　息を吹き込む喉さえも
　塞ぎこんでしまった
　吠えみたいな歌声 轟かせて
　騒音雑音 最下位



　ほら この歌すらも
　5分と経たずに記憶から捨てられて
　正しい旋律に 上書きされてしまうんだろう
　健気に費やした美しき日々は
　やっぱり指をさされ
　笑われるためだけに



　レゾンデートル
　一方的に叩きつけられた愛情を
　生まれてこの方 抗えない
　粉々にしてしまった
　砂鉄みたいな心臓に鼓動を貸して
　息を吹き込み動かした
　それでも

　最低人生 騒音雑音
　生命潜在 最下位



＊＊＊
自分がやりたい事と、周りが強要する事。

あなたなら、どちらを取りますか。


私は恐らく後者です。

オトナが正しいと言ったレールの上を、きっといつまでも従順に歩いていくのでしょう。

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