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松田 side
日向からの連絡を受けて、俺達はコンビニへと向かった。
しかし、日向が見つからない。
「どこ行ったんだ?あいつ」
萩「連絡もつかねぇな...何かあったんじゃ」
諸「ん?あれって...」
すると、諸伏が何か見つけたのか走っていった。
「諸伏?どうしたんだよ...っておい、それ」
萩「...ヒナちゃんの携帯」
諸「まさか、本当に捕まったんじゃ...」
「おい、急ぐぞ。萩、諸伏」
俺らはコンビニの入口へと向かった。
(無事でいてくれよ、A...)
松/萩/諸「「「チョリース♪」」」
萩から借りた服を着て、グラサンつけて、俺ら3人はコンビニへと乗り込んだ。
萩「おいマジか!?アレってライフルじゃね?」
「チキってんじゃねぇよ!!
映画とかの撮影用のパチモンだっつーの!!」
諸「ねぇねぇ何の映画?オレらも出させてよー!!」
強盗1「あ、いや...」
強盗2「妙な3人組が...」
他の仲間に連絡を入れた事を確認した萩は、後ろを振り向いた。
萩「おいみんな!
エキストラで出させてくれるってよ!!」
その言葉を合図に、集結した警察学校の学生達が一気に入ってくる。
(よし、作戦通りだな...)
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日向 side
「あれ、私...」
(そうだ...松田に連絡した後、後ろから殴られて)
「っ...」
手首を後ろで縛られ、薄暗い所に閉じ込められている。
『あの時』の事を思い出して、無意識に身体が震える。
すると、1人の強盗犯と思われる男が入ってきた。
「っ!」
強盗「おい、お前行くぞ」
「へ?ちょっと、離してよ!」
(『あの時』とは違うのに...)
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作者名:カラマ | 作成日時:2022年5月25日 23時