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CASE.5 ページ27

降谷 side

誰よりも強くなければ...正義は遂行できねぇんだよ!!



「...」



コンコン



「あ、はい...」



扉を叩く音に返事をすると、(ヒロ)が顔を覗かせた。



諸「あ、(ゼロ)悪い...寝てたのか?」



「いや、ちょっと横になって考え事をしてただけさ」



諸「これから松田達とちょっと外に出て来るんだけど、買って来て欲しい物とかあるか?」



「...特にないよ」



諸「そっか!邪魔したな...」



(ヒロ)が出ていった後、無くなった歯磨き粉を思い出し部屋の外に出るも(ヒロ)達は既にいなかった。



(仕方ない...僕も外出するか...)



制服から私服に着替え、外へ出ると門の横に座る人影が見えた。



「ん?」



伊「降谷...」



「伊達班長...」



コンビニまでの道を班長と歩く。



伊「昼間は道場で悪かったな...ちと、言い過ぎた」



「いやいや...」



伊「俺の親父の事なんざ、お前らには関係ねぇのにな...」



「確か、お父さんも警察官だったんだよな?」



伊「ああ...交番勤務の巡査長!


ヒョロっとして見た目は弱そうだったけど、俺は尊敬してたよ。


...あの日まではな」



班長の顔に少し影がかかった。

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作者名:カラマ | 作成日時:2022年5月25日 23時

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