それから #6 ページ34
「ドイツ……ですか？」
「別に…お前が嫌なら、無理して来なくてもいいけどよ……」
「はは」
「あ？なんだよ！」
「いや、んふふ、ふふ、あはは！」
なんだ、そんなことか…
「くそ、調子狂うな」
「なんで、あなたは私に対しては弱気なんですか？
ふふ、あー、面白い」
「別に弱気じゃねぇし！何勘違いしてんだよ！！」
「あなたなら、絶対に来い、とか言うでしょ？なのにあなたと来たら…ふふ、無理して来なくていいって…ギルベルトさんにとって私はその程度なのですね？」
ちょっと意地悪をしてみよう
「は〜？？」
「強引に連れていく程の存在ではないと、無理ならば要らない…そういうことなんですかね？」
「ああ言えばこう言う精神どうにかしろ！違う！断じて違ぇよ！！」
「え〜本当ですか」
「やっぱりお前を待ち伏せして車のトラックに入れるべきだったな、わざわざここに来なくても良かったな」
「誘拐ですか」
「なんなら、夜な夜なお前を攫ってもいいんだぜ？」
「そんな事せずとも私はあなたについて行きます」
「答えは？」
「ja」
「上出来だな」
「別に普段着で良かったのに」
「こういうのはな形から入らねぇと締まらなねぇだろ」
「あなたは充分かっこいいですよ」
褒められ慣れていない彼は面白いぐらい間抜けな顔をしてくれる
その表情は私しか知らないと信じたい
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
