#25 明く夜 ページ25
「ちゃんと聞いて下さい」
「は？？なんかお前欲張りじゃね？」
「何を言いますか！？これが私ですよ？」
「可愛くねぇな、お前はなんで俺が好きなんだよ？」
「それはですね……教えません」
「は？？」
「新しい秘密は次会った時に見破って下さい」
「は？」
上半身を起き上がらせて立ち上がる
「さて、鹿鳴館に行きましょうか！」
「は？おいちょっと待て」
嘘も真実もあっけない。
本当にその通りだ
あれだけ悩まされていた
この悠久の時間の価値も意味も
こうも呆気なく分かってしまうとちっぽけなものに感じてしまう
これからの事はまだ分からない
きっとこの先、また夜が来るのだろう
でも、また、陽は昇る
長くとも短くとも絶対に陽は昇る
明くこともないと思っていた夜も簡単に明けたのだから
絶対に大丈夫、そう思えるようになった
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
