#24 優しい時間 ページ24
「私が見失っていた事が分かってしまうのですから」
「あ〜なんだろうな〜〜」
照れ隠しなのかなんなのか、私の頭を鷲掴みにしては
頭を揺さぶられる
「惹かれたんだよ、お前に」
「惹かれた？それはなぜ？」
「は？お前さては調子に乗ってるな！？」
頭から手が離れ今度は肩を掴まれ倒される
「秘密がある女っていうのは魅力的なんだよ」
「秘密を暴けた今はどうなんですか？」
紅い瞳の中に私が映っている
瞬きもせず、じっと私を見つめている
「もっと欲しくなった
お前の言う生きる意味を俺にしたい」
それは、難しそうですねと言おうとしたけれども
唇が重なった今、何も言えない
当たり前だっからこそ、分からなくなっていたのかもしれない
どうして大事な事を忘れてしまったのかは分からない
でも、それを思い出した今
無くすことはない
長かった明かない夜も明そうな予感がした
「…ん」
「なぁ」
「なんですか？」
「この先いってもいいか？」
「……はい？」
「明日は一度帰らねぇといけないから」
「私、貴方のこと好きだなんて言ってないですよ」
「は？？？？キスした後にんな事言うか普通！？」
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
