#23 忘れた理由 ページ23
「別にフラフラしてていいんじゃねぇの？」
「それでは弱いままなんです」
「ふーん、別に弱くてもいいんじゃねぇの？」
「弱くては、この国は守れませんし…」
「お前の言うこの日本はそんなに弱い国なのか？
お前に守られるほど弱くはねぇんじゃねぇの？」
「え」
「お前の言う、悠久の時間に対する意味とか価値とか理由は日本なんじゃねぇの？根本は日本がいるからこそだろ？
ここにお前がいるのは日本が理由で
鹿鳴館の事も結局は日本が理由
つまり、そういう事じゃねぇか
なんで、見失ったかは、人間には要らない悠久の時間を手に入れてしまったから
答えは出たぞ？」
頭の中はクエッションマークで埋め尽くされている
「答えっていうもんは案外簡単なものなんだよ
落胆する程な」
面白いだろ？と言って私に笑いかける
「そうだったんですかね」
「そうなんだよ、きっと」
「そうなんですね……はは」
彼は立ち上がり私の隣に座り髪をぐしゃぐしゃにする
「真面目過ぎるんだよお前は…」
「じゃあ、プロイセン殿は何故私のことが好きなんですか？」
「あ？」
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
