#21 願うしかない ページ21
「よく分かった！！
お前は俺様が思った以上に弱いってことがな！
芯が揺るがないと思いきや本当は脆く常に揺らいでいる！
言葉を真面に受け取ってそのままネガティブな方に持っていく、そういう所が日本と似ている
親子かってぐらい似ている」
「祖国に失礼です、あとそろそろ離して下さい、それにここは廊下です」
「廊下で血を吹き出そうとしている奴には言われたくないが、
まぁ、確かに、そうだな…部屋に行くか」
そう言って、やっとこさプロイセン殿から解放され部屋に移動しようと一歩前進したら
体を持ち上げられ、あの夜と同じお姫様抱っこの状態にさせられた
「ちょっと！！！？一応ここでは！男性として生きていますので！こういうのはちょっと！」
「うるさい、このまま俺様の部屋に行くぞ」
「は！？え？ちょっと！！！」
抱えられたまま歩かれる
どうしようとてつもなく居た堪れない
廊下で血を吹き出そうとしていた自分が言うのはおかしな話だけど
恥ずかしい……
誰も廊下を通らない事を願うことした出来なかった
その願いも意味は無かった
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
