#3 嫌 ページ3
「それは…一体どういう事ですか…？」
一度で理解しきれない
「プロイセン君がこの国にいる間に貴方に付き人になって欲しいと…貴方も多忙ですし…」
ここでこの話を断れば祖国の肩身も狭くなる
私情を挟むな、今の私は京華ではない
今の私は大日本帝国軍の月乃A
「…構いませんよ」
「え、本当ですか」
「私は構いませんが…祖国の執務のお手伝いが難しくなってしまいます」
仕方がない
今は大阪さんも来ている事だし祖国の負担もそこまでではないはず
外交の負担を祖国に背をわす訳にはいかない
「では、私は挨拶に参りますので、失礼しますね」
祖国に頭を下げ執務室を後にする
やはり、プロイセン殿は私の事を気付いている
なんだか、腑に落ちない
髪も切って
堅苦しい軍服も着て
腰に刀を下げているのに
まだ、私はあの頃のシンデレラのままなのだろうか
廊下に置かれた鏡に映る自分を睨みつける
私は女である事には変わりない
なんで女なのだろうか
なんで女になんか生まれてきたのだろう
「嫌いだ」
鏡をそっぽ向いて歩みを進めようとすれば
「プ……プロイセン殿…」
「よぉ」
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
