#17 腹の中 side英国 ページ17
「次は貴方ですか」
「悪いかよ」
「
「嘘だと？」
「あの日、私は名前があると言いましたが、あれは嘘です…私には名前がありません」
何を言っているのか全く理解不能
だが、嘘をついていないかは分かる
「続けろ」
「信じてくれるのですか？」
「嘘ならばまともな嘘をつけ」
「……そうですよね…貴方の目にはこの国の不思議な存在が映るのでしょうか？」
不思議な存在というのは、日本の家に住む子供のことを指しているのだろうか
「強さ欲しさに自分の名前を妖に差し出しました。
ですが、手に入れたのは悠久の時間でした。」
「俺達と同じって事か…」
「同じにしては何ひとつ意味も理由も価値のない無駄なものです。何の為に生きいるのか私には分からないのです」
遠い目で俺に訴えてくる虚無
俺達国と似ても似つかない月乃Aという存在を
このまま放置してもいいのだろうか
分からない
国以外にも…いや、違う、こいつは人間なのかも怪しい
「お前はこれからどうするんだ」
「…この時間に意味も価値も付けられない私にとってこれからどうするんだ、なんて意地悪ですね」
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
