#14 シンデレラ ページ14
皆、祖国を馬鹿にする
開かせといて馬鹿にする
私の大好きな祖国を馬鹿にする
憎い
そんな思いから政府に戻った
私に舞い込んだ話は
「舞踏会？」
「お前が欧州の腹の中を探れ」
「…了解しました……」
なんだか気に食わなかった
女だから男に媚びを売れと
遠巻きにそう言われたような気がした
女にできることはそれしかないのだろう
実際にやってみれば、あぁ、そうなんだなって
『そうですか？大変お似合いですよ』
嬉しさと同時に悲しさが生まれた
仕方がないことだと
それで済ませられるような問題ではなくなってしまった
舞踏会が始まれば
浅ましい感情が芽が出た
私の手を取っては踊った
その国は私の聞いた話を大いに違った
滅茶苦茶な印象はなく紳士的で丁重で馴れない私を補うようにサポートしてくれる
(あぁ、私は……)
音楽が止まり
また新しい音楽が始まると彼は名残惜しそうに去っていく
(…辛い……)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
