#11 鹿鳴館 side普魯西 ページ11
「嘘だ」
「いいえ、嘘ではありません…鹿鳴館の華やかな時代は終わりました。
来年からは華族会館として鹿鳴館は使用される予定です。そして、残念な事に今は使用中ですね」
「着く前に教えろよ！」
「大変申し訳ございません… しかしながら
華族がいつに鹿鳴館を利用するか把握出来ません」
「くそぉ」
流行り廃りを直に感じたぜ
というか経ったの6年で飽きるんじゃねぇよ
外交の為に造ったんじゃねぇのかよ…
「つか、急遽接待が入ったとか適当な事言って追い払えねぇのかよ！」
「申しにくいのですが、それは不可能です。
我々軍人は華族は切っても切れない関係」
「結論を言え」
「我々は華族ありきの存在なのです。逆らえないという事です」
「は？？？だとしても優先順位があるってもんだろ！こんな時期に外交を疎かにするのか！？」
「なぜ、そこまでして鹿鳴館に執着するのですか？」
「あ？」
執着？
研ぎ澄まされた気丈な黒い瞳が刃のように俺の眼を見つめた
「椿なら屋敷の中に入らず庭にあります。
そもそも入る必要なんてどこにも御座いません…
プロイセン殿はなぜ鹿鳴館に入ることに執着するのですか？」
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のほこ(プロフ) - ゆーみやンさん» ゆーみやンさん、コメントありがとうございます！！大好きと言ってもらえて幸せな気持ちでいっぱいになりました…！！ (2023年2月16日 0時) (
レス) id: 06c7e59c98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*すごい大好きな作品でした♡ (2023年2月15日 16時) (レス) @page39 id: 23b68e9629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花鏡はパスワードを忘れた | 作成日時：2020年9月18日 22時
