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1話 目が覚めたら森の中にいたわ ページ3

「ん……」



目を覚ませば、あたりは真っ暗。
それは先ほどの状況と何ら変わらないが、一つだけ変わったことがある。



「……え、っと……?」



なんか空気が澄んでいる気がする。
鳥の鳴き声に、川のせせらぎ、森林の揺れた音が聞こえる。

それからーーーー。



「…何、これ……血……?」



思わず鼻を抑え込んでしまうほど強烈な血の匂い。
人間か、動物か、あまりそういう場面に遭遇しない私には判断できなかった。

ただ事ではなく、この森で何かが起きていることは理解できるけれど……。



「って、森!? 外だったの、ここ!!」



暗いけど、月明かりがあって明るいし、周りが自然であふれている。
信じられないけれど、どうやら私は森の中で気絶していたようだ。



「……え、勘弁して。こんなところでどう過ごせと?」



さっきまで私、第8のみんなと任務に出てたんだよ。

「伝導者」っていう組織の手がかりを探すために、禁忌とされているネザーにいたわけ!

もう暗いし、寒いし、怖いし、見渡す限り鉄の壁て覆われていたのに。



「いきなり森って……はっ、夢かもしれない!」



そういえば、なんか白い煙に包まれてみんなとはぐれちゃったんだよね。

怖いのにさ…本当、その煙出したやつ死〇よ。









2話 夢であってくれ…頼む……!→←設定



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☆りんご☆(プロフ) - 妖精・ナルルさん» コメント返信遅くなりごめんなさい! 炎炎ノ消防隊をYouTubeで見ていて閃いた物語なんですが、喜んでいただけて嬉しいです! 不定期更新ですが、完結できるよう頑張ります! (2020年4月15日 0時) (レス) id: b4140779db (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - わーい!!私が大好きな炎炎ノ消防隊と鬼滅の刃のコラボ!! (2020年4月2日 18時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆りんご☆ | 作成日時:2020年1月28日 18時

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