16. 心配 ページ16
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「なあ……！おい、大丈夫か……？！」
外におったせいなんか、それとも血の気が引いてんのか、
揺すった身体は服越しにもめっちゃ冷たくて、
微かに動く胸元を見んかったら死んでるかと思うぐらい。
けど声掛けても叩いても反応なくて、このままやったらまじで死んでまう、
そう思ってあの日みたいに震える手で携帯探そうとしたんやけど、
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�� 私に何かあっても、病院だけは行かせないでほしい ��
そんな彼女から言われた言葉をふと思い出した。
確かに助けたあの日だって、頑なに救急車を呼ぶのを嫌がっとった。
……でも、このままやったらただの見殺しや。
もし死なれたら、嫌われてでも救急車呼べば良かったって後悔するに決まってる。
そんなん、どうしたらええねん……
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その時、ふわりとか細い声が聞こえた。
A「ぁれ……」
「っ、立花さん？分かる？聞こえる？」
A「うん……」
そう言いながらゆっくり目開けたと思ったら、
そのまま起き上がろうとするから思わず声を荒げてしまった。
「ちょ、自分なにしてんの？！」
A「……え？……なにって？」
「いや、……今、意識飛んでたよな？なんで、そんなすぐ起き上がるん、！」
そしたら彼女は、
A「大丈夫…… よくあることだから」
って、笑いながら洗濯物をかき集めた。
.
「よくあることって…… なんなん、」
A「いや、……たまに1時間ぐらい意識飛んじゃうことあるんだよね、笑」
A「だからごめんね。気にしな……」
「気にするに決まってるやろ？！」
そう怒鳴った自分の声はびっくりするぐらい震えてて、
それを誤魔化すみたいに彼女の冷えた体を思いっきり抱きしめてた。
「まじで……、死んだかと、思った……っ、」
A「ごめん。……ごめんね、……ごめんなさい、」
.
その瞬間�猗狃�がいつか死ぬ�瓩辰討いΩ充造髻⊃燭淡�から突きつけられたような気がした。
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みーぽん(プロフ) - News9864915さん» ありがとうございます！(＞＜) (2020年3月8日 16時) (
レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
News9864915(プロフ) - 最後泣いちゃいました泣 (2020年3月8日 16時) (レス) id: 7b9d7e55b8 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 舞さん» はじめまして。コメントありがとうございます！発想を褒めてくださってすごく嬉しいです！最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。 (2020年2月1日 11時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - なつみさん» なつみさん！泣いてくださってありがとうございます… 次回作も頑張りますので、またよろしくお願いします！ (2020年2月1日 11時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 雛里さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます……！感動していただけて安心(?)しました。最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。 (2020年2月1日 11時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年1月24日 20時
