＊告白予行練習＊貴「ずっと前から好きでした！」キ「え、マジ！？///」 (ページ10)

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＊page7＊キルアside ページ10

ゴ「キルア～、A～、部活お疲れ～！」

貴「ゴンもお疲れ♪」

キ「お前もな！」

貴「ねぇねぇ、このメンバーで帰ろうよ♪」

キ「おぅ！久しぶりだなこのメンバー！」

ゴ「何ヵ月ぶりかな？」

キ「さぁな。んなこともう忘れた」←

それほど、このメンバーで帰るのは久しぶりなのだ。

貴「そういやー、雷輝は？」

ゴ「雷輝は楓ちゃんと帰ったよ！」

貴「あの二人って付き合ってるのかな？」

キ「(雷輝のこと気にしてるってことは......Aの本命って......)」

貴「キルアー？聞こえてる？」

オレの顔を覗きこむような体勢でマジマジとAは見てきた。
その瞬間、オレの顔に熱が集まってくるのがわかった。

キ「え//あぁ、大丈夫だぜ！///」

貴「そっか！まぁ、しんどいなら言ってね(ﾆｺｯ」

キ「あぁ///」

ゴ「(キルアが照れてる～♪)

ねぇ、二人とも～.....。長続きする、たったひとつの愛って知ってる？」

キ「あ、愛？///」

思いもよらぬ方向から飛んできた質問に、キルアは目を白黒させる。
それに、恋愛に対してあまり興味のないゴンからだ。さしずめ、何かあったのだろう....

キ「(明日、槍でも降るのか！？)」

ゴ「それは『片想い』なんだって」

片想い。

口の中で繰り返すと、ｷﾞｭｯと心臓をつかまれたように痛んだ。それは、キルアもだが、Aもだ。

貴「(.....確かに片想いなら、長続きするよね)」

キルアも同じことを考えていた。
そして告白しても、必ず結ばれるとは限らない

晴れて両想いになったとしても、いつまで続くかは未知数だ

キ「(何かのテレビでやってたけど、恋人が3ヶ月、夫婦なら3年が賞味期限なんだっけ)」

ﾁﾗｯとAの方を見ると、何か思い詰めた顔をしていた。

ﾊﾟﾁﾘ

貴,キ「/////」

キ「(うわあぁぁあぁぁ！//目があったよ！目があああああああ///)」←落ち着け

貴「(目があっちゃった///キルア、変なこと思ってないかな？///)」

ゴ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

頭の中がパニック状態だった二人を冷静にさせた一人の声がした。

貴「ゴン？何言ってるの？」

ゴ「あーちゃん可愛すぎて...。緊張する、無理......」

貴,キ「ええええええ！！？」

あの直球勝負でくるゴンが緊張すると言っているのだ。二人は驚くことしか出来ない。

ちなみに、あーちゃんと言うのは愛咲のことだ

ゴ「あー。どうしよう。緊張する。」

今日はだいぶと疲れる日だ

続