格差恋愛 -ren.n- - パスワード認証

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神「お嬢様。朝でございます」

私の朝は、執事の神宮寺が起こしに来てくれることから始まる。

神「お嬢様。本日のディナーは何がよろしいでしょうか？」
「今日は～、パスタが食べたい！」
神「承知しました」

根っからのお嬢様育ちで昔からなに不自由なく生きてきた。

そんな私に、ある日転機が訪れる。

廉「弁当、忘れたん？」

隣の席の永瀬くんに声をかけられて。

廉「俺のでよかったら。手作りやけど」

生まれて初めて食べる、シェフ以外の人が作ったお弁当。

だけどその味がいつも口にしている物なんかと比べ物にならないくらい美味しくて。

「あの！私、一生永瀬くんの手料理が食べたいです！！」

とんでもないバカ発言をしてしまったことを、今ではすごく後悔してる。

廉「無理やで。俺とキミとじゃ住む世界が違うから」

何気、私の人生初の告白をアッサリと振った彼。

その見かけからは想像もついかないけれど……。

実はとんでもない貧乏人だった。

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新作作りました！

廉くんmainです。

温かい目で見守ってくれると嬉しいです。