連絡先 ページ33
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大地「どこ行ってたの?」
「…どこだっていいでしょ」
大地「あの男、知り合い?」
「大地には関係ない」
大地「お前、誰に向かってその口きいてんだよ」
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私は
カーディガンを羽織って鞄を持ち、
「お会計は私が済ませておくから。」
そう言い放って
部屋を出た。
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『大丈夫やった?』
「はい、ご迷惑おかけしました」
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それでは、と
帰ろうとすると
『連絡先、教えてくれへん?』
「え?」
『 何かあったら連絡してや。
あ、試合ん時は出れへんねんけど…
あっ..何も無くても連絡して来て 』
「…っはは」
『?』
彼の必死な様子に
思わず笑ってしまった。
「坂本さんの迷惑にならないのなら、」
『ほんと!?』
「はい」
そして
私は坂本さんと連絡先を交換した。
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作者名:.菜乃☆゛ | 作成日時:2013年4月27日 15時