112話 ページ48
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ﾌｨﾝ「まあ、いい。いくぞ。
アカンパニーオン、シャルナーク。」
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飛んだ先は森、だった
旅団メンバーがほぼ勢揃いしている光景は何とも異様だった
ﾋｿｶ「オトモダチは？」
ｼｬﾙ「マチとノブナガがつけてる。」
シャルナークの指から念糸が見えた
これを辿っていけば会える、と
フェイタン、シズク、ボノレノフ、フィンクス、そしてシャルナーク
全員の視線を感じつつ、糸の先を追った
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二人きりで森のなかを数分歩くと、マチとノブナガにたどり着いた
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「あれがそうだ。」
渡された望遠鏡で除念師を確認する
ﾋｿｶ「どうやって見つけたんだい？♠」
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「教えるわけねぇだろ、ボケが。」
辺りを見渡すことなくヒソカが告げる
ﾋｿｶ「そこの木陰にいるやつ、君の能力かい？♦」
「「！！！」」
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「チッ。バケモンか、こいつ...」
ﾋｿｶ「とっても楽しいバトルを終えた直後でさぁ、ボク、今感度ビンビンなんだよねぇ♥
この猛りを沈めるために見ず知らずの人なら壊しても良いかなって気分なんだけど...♠」
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「クソッ」
マチ「出といで。」
木陰からカルトが出てきた
貴『(あ、ヒソカとは初対面なんだ...)』
Aにとっては既に一度、会っている少女だった
ｶﾙﾄ「僕の絶、下手だった？」
ﾏﾁ「いいえ、完璧だった。」
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「こいつの感覚がおかしいだけだ。」
ｶﾙﾄ「僕の名はカルト。どうやったかは言えない。でも、確かに僕の能力で、除念師を見つけた。」
ﾋｿｶ「そう、キミも美味しそうだ♥」
カルトを見て、緩く微笑んだ
ﾉﾌﾞﾅｶﾞ「気ぃつけろ」
ﾏﾁ「こいつ、なんでもいけるから」
カルトに忠告した後、マチがヒソカに尋ねる
ﾏﾁ「本気で団長と戦う気？」
ﾋｿｶ「モチロン♦
マチは、ボクとクロロ、どっちに生き残ってほしい？♠」
ﾏﾁ「愚問ね。あんたはこの仕事が終わったら消えていい。」
ﾋｿｶ「もし、ボクがクロロを倒したら？」
ﾏﾁ「あり得ないね。でも、答えてあげる。
どこまでも追いかけて、私があんたを始末する。」
ﾋｿｶ「良いねぇ、それ♥」
二人だけの雰囲気、そんなものを感じ取っていた
貴『(ヒソカは、マチに追っかけれたいのかな？)』
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年6月3日 23時
