何でも屋と奇術師Ⅲ (ページ47)

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111話ページ47

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ヒソカが返した球を再びレイザーがレシーブしようとする、が

ﾚｲｻﾞｰ「(は、離れん...)」

バンジーガムにより腕から離れなくなったボールにコート外へ押し出されたレイザー

０「レイザー選手、エリア外での捕球は反則、アウトです。よって勝者、ゴンチーム！」

貴『！！！』

「「よっしゃぁぁ！！」」

思わずヒソカへ駆け寄った

貴『やったね！』

ﾋｿｶ「ああ♦」

ｷﾙｱ「結局、ヒソカが美味しいとこぜーんぶもってっちまった」

いつの間にか意識を取り戻したゴンが言った

ｺﾞﾝ「ヒソカが最後、決めてくれたんだね」

ﾋｿｶ「みんなの力かあったからだよう♣

全員の勝利ってやつさ♦」

ｺﾞﾝ「なんかその言葉、ヒソカには似合わないね...」

ｷﾙｱ「それな。」

ﾋｿｶ「...♦」

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ｺﾞﾝ「ほんとにヒソカとAは良いの？」

ﾋｿｶ「ああ、ボクたちカード集めには興味ないからねぇ♦」

全てが終わり、ついにゴンたちとのお別れをする

ﾋｿｶ「また何かあったら、呼んでおくれよ♠

アカンパニーかマグネティックフォースで飛んでくるからさ♠」

ｺﾞﾝ「A、またね！」

貴『うん！また！』

ばいばい、と手を降りヒソカと共に一足先にソウフラビを後にした

貴『ヒソカ、マグネティックフォースって』

ﾋｿｶ「ｸｸｸ♦」

貴『嘘つき』

ﾋｿｶ「知ってるだろう？♠ボクが嘘つきなことぐらい♦

それより、随分無茶して...♣」

少し怒ったような顔をするヒソカにへらへらと笑った

貴『ごめんて

でも、ヒソカも無茶しすぎ。』

そのままヒソカの手をとり自身のオーラで覆う

貴『治った？』

ﾋｿｶ「ああ♠

完璧だよ♣ありがとう♥」

目が合い、どちらからともなく笑いあった

「「他のプレイヤーが貴方に対しコンタクトを使用しました」」

いきなりバインダーが現れた

貴『？』

二人で顔を見合わせる

「フィンクスだ。除念師を見つけた。

今からそっちに行く」

貴『！！』

ほどなくして飛んできた彼と目が合う

貴『ん？』

ﾌｨﾝ「いや、よくこんなやつと長く一緒にいられるな」

貴『こんなやつ...？』

フィンクスの目線を追う

貴『あ、ヒソカのこと？

みんなそれ言うんだよ、シャルにも同じこと言われ...た...』

ヒソカからの鋭い視線に気付く

貴『(いや、私は思ってないんだけど...)』