何でも屋と奇術師 Ⅱ (ページ12)

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32話ページ12

貴『じゃ、いってくるね！』

フェザ「気を付けてね」

貴『うん！行ってきまーす』

用意してもらった飛行船に乗り、ヨークシンへと向かう

貴『(ヨークシンまで五日、つまり９月２日に到着予定...

やっぱり、ギリギリだなぁ...

それまでは情報収集に徹するしかないか...)』

パソコンを立ち上げA専用の情報サイトを開く

大なり小なり様々な分野の膨大な量の情報が送られてくる

貴『(ええと、クロロとの約束は９月３日。

ヨークシンであることを考えると...

おそらくオークション、

サザンピースオークションで間違いなさそう...

きっとオークションの品物を盗むとか言ってんだろうなぁ...

だとしたら大規模なマフィアンコミュニティが関わってくる...

もし、旅団が来ることを知ったら？

おそらく自身では太刀打ちできないことに気付くだろう...

あぁ、でも陰獣がいるんだっけ？

いや、蜘蛛の方が強いし...

やっぱり、プロに頼むのが妥当か...

！！一応、確認してみるか！)』

ｺﾂｺﾂ

コックピットへと向かう

貴『飛行は順調ですか？』

船長「ええ、予定通り、２日の朝には。」

貴『順調なところ申し訳ないのですが...』

船長「...え？」

･

･

･

再びソファーに座り直し考え続ける

貴『(ああ、ハンター試験合格者は裏試験合格できたかな？

･

ゴン、クラピカ、ハンゾー、ポックルは順調ね...

レオリオは...

まだか。)』

画面をスライドさせながら確認を続ける

貴『(あぁ、ゴンの師はウイングね、

ログインしたパソコンは...天空闘技場！！

あそこで二人で特訓したんだ...

今も天空闘技場に？

ゴンのライセンスからハンターサイトへアクセス記録がある...

ヨークシン...！

まさかオークション！？

･

･

もしくは...蜘蛛？)』