５話 �� ページ12
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「ここはヌメーレ湿原。
別名＜詐欺師の塒(ねぐら)＞。
二次試験会場へはここを通らなければなりません
この湿原の生物の多くは"狡猾"で"貪欲"
だまされると、
死にますよ 」
サトツの静かな説明の直後、大きな声が響き渡った
「だまされるな――！！そいつは嘘をついている！
そいつは偽物だ！！オレが本物の試験官だー！！
ハンター試験の受験生を言葉巧みにこの湿原へと誘い出し、一網打尽にするつもりだぞ！ 」
サトツとは反対方向から聞こえた大きな声に
振り返ると、派手に傷をおった一人と一匹
試験官だと主張する男が抱えるサルはサトツにそっくりだった
『(サトツに...似てるなぁ...)』
内心クスクスと笑うなか受験生がどよめいた
「マジかよ...」
「おかしいと思ったんだよ。」
「あの走り方人間じゃねぇと思ったんだよ！」
『(ついさっき騙されるなって言ったのに、もうだまされかけてる受験生いるな。)
はあ。
！！( ま、サトツなら平気かな )』
一瞬感じたトランプの気配に緊張が走った
ビュッ
グサッ
ドサッ
サトツを偽物だと言っていた生物の体にトランプが刺さっている
おそらく、いや間違いなく、トランプが致命傷だ
同様にサトツのところにもトランプは飛んでいる
が、こちらはしっかり受け止めているので無傷のようだった
「フフフ♦
なるほどなるほど、これで決定♥
そっちが本物♠
試験官は協会が依頼したハンターが無償でつくもの♦
あの程度の攻撃、防げないわけないからね♣」
甘い声を放つヒソカに注目が集まる
「ほめ言葉として受け取っておきましょう。
しかし、次からは私への攻撃は試験官への反逆行為としていかなる場合も反則です」
「はいはい♥」
サトツからの忠告に生返事を返すヒソカ
「ヌメーレ湿原は霧が深く、一度私を見失ったら再び見つけ出すのは困難です。
見失わないようしっかりついてきてくださいね。」
サトツからの視線に気づき、微笑みかける
『(いや、無事だってわかってたよ。 あんなのまで防いでたら キリがないでしょ。
へへ。)
ごめんって。 』
遂にヒソカが動き始める――――
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ブルームーン(プロフ) - アイリーンさん» 回答が遅くなり申し訳ありません。ドン＝フリークスはオリジナルキャラクターではないです。原作で「暗黒大陸を調査した『新世界紀行』の著者」として登場しています。 (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン - 質問失礼します｡ドン＝フリークスとはオリジナルキャラクターですか？ (2020年11月29日 9時) (レス) id: d9c72bae1a (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 紫苑さん» 勉強不足でした...ご指摘ありがとうございます！修正しておきますね！ (2019年6月9日 8時) (レス) id: 4230e2d786 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - あれ？瞬間移動は異空間系に属されるから放出系の分野じゃないですか？ (2019年6月9日 5時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年3月4日 16時
