１話 �� ページ2
人の想像が及ばない
魔物の巣窟
―――――暗黒大陸
生き残るためには
ただ純粋に生に執着すること
そして強くあるしかない
貴『あーだめだ......。
２か月かけて１キロかぁ。
地図、全然埋まらないんだけど。』
Aの落胆の声を慰めるように
黒く長い髪を揺らしながらフェザリーヌが反応する
「まあまあ、落ち着いて。
生態も視てるんだし丁寧に少しずつ、ね？」
『そうだけどさあ。』
はあ。 とため息を漏らす
私――もといAは暗黒大陸にてパイオニアとして暗黒大陸の全貌解明の仕事に携わっている
そしてAが所属しているチームは暗黒大陸のナビーゲーターを務めている
暗黒大陸内で常人が生活できるのはおそらくA達が拠点として利用、所有しているシェルターだけだろう
ﾌﾟﾙﾙﾙ━
不意にシェルター内に着信音が響いた
『(電話......
暗黒大陸内には通信会社は存在しない。
ゆえに携帯電話はただの箱と化す。
シェルターの固定電話が唯一の
外部との通信手段なんだけど...
ハンター協会にしかつながらないから
嫌な予感しかないなぁ)』
ｶﾁｬ
『...はい』
「わしじゃ、ネテロじゃ」
『(あぁ、やっぱり......)』
受話器から聞こえた耳馴染みのある声に
思わず顔をしかめた
『 なんです？』
「お前さんにちと頼みがあるんじゃが。
こっち、来れるかのぉ？」
『いつですか？』
「一週間後。 わしの部屋じゃ。
どうじゃ？」
『ん。承知しました。』
「じゃあの。
よろしく頼むぞー。」
ｶﾁｬ
少々気だるげに受話器を置くAに
思わずフェザリーヌが尋ねる
「会長なんて？」
『頼み事らしい。
一週間後、ハンター協会本部でって。』
2人の会話を聞いていたチームメンバーの1人、オルメも太く優しい声でAに尋ねた
「それじゃあ、明日にでも行くのかい？」
『うん。
オル、飛行船の用意してもらえる？』
「オーケー。やっとくよ。」
『ありがとう。
そういうことで、探索は一旦お休み、ね
そういえば、ナノは？ 』
なぜかシェルターに居ない
銀髪の中性的な顔立ちをしたチームメンバーを思い出し
尋ねた
「別件の仕事中だよ
昆虫の類の仕事らしいけど」
オルメが答える
『(昆虫...ね。)』
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ブルームーン(プロフ) - アイリーンさん» 回答が遅くなり申し訳ありません。ドン＝フリークスはオリジナルキャラクターではないです。原作で「暗黒大陸を調査した『新世界紀行』の著者」として登場しています。 (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン - 質問失礼します｡ドン＝フリークスとはオリジナルキャラクターですか？ (2020年11月29日 9時) (レス) id: d9c72bae1a (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 紫苑さん» 勉強不足でした...ご指摘ありがとうございます！修正しておきますね！ (2019年6月9日 8時) (レス) id: 4230e2d786 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - あれ？瞬間移動は異空間系に属されるから放出系の分野じゃないですか？ (2019年6月9日 5時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年3月4日 16時
