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プロローグ ページ1

You side


『はぁっ‥、はぁ‥ 』



山の中に、私の吐息だけが響く


もう、どれぐらい走っただろう


ジャングルの中で 、食べ物を探していたら虎と目が合い 私は今虎に追いかけられていた


「ガルル‥」


『‥っ、しつこい虎』


ずっと、走っていると いつの間にか スクラップされたゴミが 沢山あるところに着いた



ここは、 確か‥ 不確かな物の終着駅(グレイターミナル)



『あっ、 !やば‥っ』


足元に散らばる ゴミに 気付かず 私は、それにつまづき、そのまま 派手に前にダイブしてしまう



後ろには 虎がいる




終わった、そう思った瞬間に




私の上を さっと、 何かが飛んだ




「ぎゃう ‥っ!!」




『え‥?』




虎の、悲鳴が聞こえ 後ろを恐る恐る振り向くと、

そこには、 鉄パイプを持った男の子が立っていた


男の子は、 虎の頭を鉄パイプで 勢い良く殴り、虎を仕留めたのだ



「大丈夫か?」


未だに、 床に伏す私を 見て 彼は 私に手を差し出す



『あ、ありがとう‥』



「お前、見ない 顔だな?名前は?」



『‥ A、ラメール・A』


「そうか!俺は、サボ!所で、Aは 何処から来たんだ?」



彼は、私の名前を聞いたあと 自分の名前を言いながら、ニッ! っと 太陽みたいな笑顔を浮かべた




『わたしは、 ‥ 』



どこから来たのかという質問に 戸惑う


なぜなら、私は家がない


ジャングルで1人、 1週間さ迷って居たのだから

ずっと、黙っていると サボ という 男の子は

私を見て、こう言った



「家が無いのか?」


『‥うん』


「そっか、 俺も同じだ! なぁ、A 一緒にここに住むか?」



彼の言葉は、 一人ぼっちの私を救った



『いいの、?』


「勿論だ!」




明るくて、 初対面の私にも 優しく接してくれる 彼は 私にとって 初めて出来た 大切な人へとなった






『ありがとう、 サボ君』


「あぁ、よろしくな!A」








これが、 私と サボの出会い

1話→



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On(プロフ) - あくもんさん» ONEPIECE 最終章に入るのほんとに悲しいですよね!!まだ、終わってもないのにロスです…嬉しいお言葉ありがとうございます!頑張りますので、これからもこの作品を宜しくお願いします! (2022年6月24日 22時) (レス) id: 26455ea966 (このIDを非表示/違反報告)
あくもん(プロフ) - すっごく面白かったです!ONEPIECEが最終章に入るのがショックで夢小説漁ってたら出会えました!笑 すっごく好きです、!これからも頑張ってください!! (2022年6月24日 20時) (レス) @page27 id: cfb31e7c1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2022年5月29日 14時

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