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痛い…痛い！！頭が割れそう…！！
なんで！？さっきまで普通だったのに！！
あの家族を見てからだ……いや、この店に入る前から
少し頭痛がしてた気がする…
"じぃちゃん！！おばぁちゃん！"
"先生と呼べぇ！！"
"A！ちょっと手伝っとくれ！"
『誰！？』
"真一郎…ありがと"
"素直じゃないやつ…！"
"エマ！！"
"Aー！！"
『誰なの！？』
"A！！おいてくぞ！"
"待ってよー！皆！"
誰…
"タケミっち！ヒナちゃんの事大事にしろよな？？"
"あ、当たり前です！！"
"ヒナちゃん、なんかあったら私のとこ来なね？タケミっちなんてぶっ飛ばしてやっから！"
"はい！！"
"ちょ、ヒナぁぁあ！？"
誰…誰…！！？
"Aー起きろぉ"
"うるせぇ、まだ寝かせろ！！"
『あ、あぁ…い、や…』
三途｢……大丈夫か？A…？｣
"Aー服買い行くぞぉ"
"早くしねぇとおいてくぞ"
"ちょっと、まてーい！！
誰なの…
"オマエは俺の妹だ…仕方なくだぞ！"
"うん！いもうと！"
『やめ、て……』
三途｢A…？オマエ……！｣
"Aさん、可愛いですね"
"いや、あんたの方が美人だから…喧嘩売ってんの？"
いや…
"オマエは、俺の家族だ"
"ありがとう…マイキー"
いや、いや、いやぁあ！！！
『いやぁぁぁぁぁあ！！！！！痛い…痛いぃぃ！！！
はぁ、はぁ…あぁぁぁあ！！』
次々に頭の中で誰かが話しかけてきて
私は怖くなった
三途｢おい、A！！暴れるな！落ち着け…おい、A！！！
ﾁｯ ダメだ…完全にイカれちまってる…｣
『あぁぁぁあ！！！誰！！やめて！！話しかけないで！！
誰なの！！いや…嫌だ！！怖い…怖いよぉ…』
頭が割れそう…！！なんなの…誰なの！！これは、私の記憶なの！？
三途｢落ち着けって…大丈夫だから…｣
三途さんが優しく抱きしてめくれる
『怖い、怖いょ…！！嫌だよ…やめて、よ…
助けてよぉ……』
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作者名：三途のかわ | 作成日時：2021年10月26日 21時
