6話 ページ7
〜その頃、夏野と今川は〜
夏「OB会長の二階堂さんって
うちのエースの？」
今「ああ、二階堂の親父さんだ
二階堂電気工業株式会社の社長
毎年、うちの野球部に多額の寄付を
くれてるんだよ」
夏「なるほどね」
今「それだけじゃねーぞ
うちの監督とは中高同級生の
明青野球部OB。そして未だに
大親友、という訳でこの野球部で
エースのわがままが野放しに
なっているのだよ」
夏「なるほどね〜って
いいんですか！？そんなことで！
キャプテンでしょ！今川さんは！！」
今「俺は頼りにならんぞ
奴とは小学校の頃から付き合いでな
今でも友達だと思ってるんだよ
俺はな」
走「投馬、受けてやるぞ。投げろ」
投「まだ監督いるぜ、あそこに」
貴「走君、投馬投げるの！？」
走「ああ、知ったこっちゃねーだろ」
投「ああ、知ったこっちゃねーな」
貴「うん…」
黒「…」ｼｭ！パン！ｼｭ！パン！
〜音海side〜
音「ナイスボール」
先「立花さん。休憩は終わりです
早く自分の席に戻ってくださーい」
〜音海side終了〜
〜ひかりside〜
投「投げてみるか？夏野」
夏「え、いいんすか！」
夏野君嬉しいそうだな〜
貴「行ってきなよ、夏野君！」
夏「は、はい！／／／」
貴「ナイスボールだったよ
かっこ良かったよ！」
投「おう／／／サンキュ。」
走「投馬のストレートを意識するな！
自分のピッチングをしろよ！」
夏「はーい！」
今「立花、ひかり、俺は良いとも
悪いとも言わなかったからな」
貴「ええ」
投「いつも通りです」
投貴「「キャプテン」」
今「OK」
♪〜♪〜♪〜♪〜
夏「あれ？この曲…甲子園で
よく演奏されてる、あれですよね？
昔、アニメでやってた野球漫画の」
投「投げねんなら交代！」
夏「え？」
昔見てたね…四人で暗い中…
〜休日〜投馬side
投「今何時だ…走。走！！」ﾀﾞﾝ
いねーのかよ
投「はよ」
音「たく、何時だと思ってんの
いくら日曜日だからってさ」
投「それを聞こうと思ったら
走の奴が、走とひかりは？」
音「走ちゃんデート。ひかりは
まだ家には来てないけど？」
投「そうか。走は誰とデートだ？」
音「さぁ？走ちゃんのお相手は
順番待ちでいっぱいいるからな〜」
投「親父と義母さんは？」
音「そっちもデート。
浅草あたりをブラブラしてる
帰りにお弁当買って帰るって」
投「仲がよろしくて結構ですな
音「ですな」
音「留守番してるからどっか
行ってくるなら行きなよ」
投「駒との約束があった」
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年9月4日 14時
