4話 ページ5
モブ「ほんとにいいの？その子で」
音「はい、最初から決めていたので」
段ボールから子犬１匹を取り出した
モブ「ならいいけど」
よし「後でやっぱりはなしだよ」
音「分かってるよ」
よし「じゃ、あとよろしくね」
音「はーい」
〜自転車で帰宅中〜
音「これからよろしくね、パンチ」
パ「わん！」
パンチなら鳴きかた違うでしょ
パ「うぉん！」
〜放課後〜
走「今年の夏も期待薄だよな」
貴「だね〜」
走「こんなチームでもまともなエースがいればちゃんと戦えるのにな」
貴「二階堂さんがエースでいれるのも」
走「今年の夏までさ」
投「そう願いてぇな」
真「走一郎、投馬ちゃーん！ひかりちゃーん」
貴「真弓さん！！」
真「たい焼き買ってきたから食べなーい？」
貴「だって！二人共行こっか！」
走「ああ、行くぞ。投馬ちゃん」
投「てめーな」
〜立花家〜
投「いい加減呼び捨てにしてくれよ」
真「気にしない気にしない！これは差別とかじゃなく区別してるんだから。
周りにも関係をはっきりさせといた方がいいでしょ？」
投「近所で知らない人なんていねーよ！」
貴「あっ、でもさ投馬ちゃんとお母さんとお義母さんの使い分けてるじゃん！」
投「読み方一緒だろ！？」
貴「てか、その犬って…うわ！？」
急に子犬が私に勢いよく抱きついてきた
投「なんなんだ！？さっきからこの犬は！」
音「パンチ！離れなさい！」ﾊﾞｯ
音海がパンチを剥ぎ取った
投貴「「パンチ？」」
音「パンチ！離れてってば！」
パンチは剥ぎ取ったけど私にまた抱きついた
貴「いいよ、音海。平気だから！」
投「平気とかじゃねーよ」ﾊﾞｯ
投馬がパンチを剥ぎ取った
真「パンチにしたの？名前」
音「それがさー、あれこれ名前を考えてたらベットでうとうとしちゃって夢の中に変な人が現れて、じゃあ後はよろしく〜って消えちゃったの」
真「そういう宿命だったんじゃない？」
音「だからパンチってば！ひかりにだきつかないでー！」ｸﾞｸﾞｸﾞ
貴「パ、パンチ！離れよ？ね？？」
投「音海、あんま引っ張りすぎると...」
音「うわっ！？」ﾊﾞｯ 貴「へ？」ｸﾞﾗ
投「ひかり！！」やばい！落ちる！
ﾎﾟｽ 貴「あ…れ？」
走「急に手を離したら危ないだろ？音海」
貴「そ、走君！」 パ「わん！」
倒れそうになった私を走君が支えてくれた
投「ほら」手を差し出す
貴「あ、ありがと…／／」ﾎﾟｯ
音「ごめん！ひかりー！」
貴「大丈夫大丈夫！」
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年9月4日 14時
