38. 恋。してます ページ38
打ちながら。たぶん顔、
ほころんでたのかな。
送信ボタンを押したその時
後ろからつとかけられた声。
「何？また釣りかよっ？(苦笑)」
見ると。そういいつつも
意味深な笑み浮かべてる
潤くんの姿。
「ち、ちっ、違っげーよっ★」
あわてて携帯の画面を隠すも。
潤くんの反応の方が一瞬早くて。
「あやしーなぁ(*^^*)
なんで隠すのっ？！
誰にメール打ってんのっ？！」
「おわっ★やめれってっ(＞＜)」
いつもはこんな時助け舟
出してくれる翔くんも。
ニヤニヤしながら話しかけてくる。
「智くーんっ まさかの。
彼女だったりしてっ？！」
.....あーーーーーっ(怒)
「お、お、おっ、俺が恋しちゃ
悪りぃーのかよっ？！」
思わず荒げた声に。
一瞬シーンとなる楽屋。
な....なんだっ？！(＞＜)
「...恋って...
そんなマジな顔でさぁ...★」
....へっ？！ な、なにっっ？！
「ごめんっ、聞いた俺らが
悪かったっ(＞＜)」
い、いや、その......
「頑張ってね、大野さんっ(＾＾)
...って全く冗談うまいなぁー」
次々に俺に
そんなたぐいの言葉かけて。
皆また何事もなかったかのように
銘々に本読んだり、携帯見たり
それぞれやってたことに戻っていく。
あ....いや、お、俺、
そんなに鬼気迫ってたかぁ....?！
いや、それ以前に。
...本気にされてねぇ...？
....まぁ、いいや。
余裕よ、よゆうっ(笑)
悪いね。
マジで恋。してます。ハイ。
後で知ってびびんなよぉーっ
５人の撮り終えて。
もう一度開いた携帯。
Aちゃんからの
返事はきてなくて。
忙しいのかな。
仕事中？
...って。
そういや、Aちゃんって
何してるんだっけ？
まだ聞いてなかったな(笑)
...俺も。まだ自分のこと
何も話せてないけど.....
家帰ったら。
今度は電話してみようか....？
....この時の俺は。
まさかこのままAちゃんに
会えなくなっちゃうなんて。
微塵にも思ってなかったんだよな...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かこ(プロフ) - 杏さん» いつもありがとうございます♪初めて挑戦した智くん作品、気に入っていただけたらいいな...(＾＾）最後までどうぞよろしくです。 (2014年1月14日 14時) (
レス) id: b9db3344e7 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 新作っ!今回の作品もめっちゃ期待してます＾＾更新、頑張ってくださいね!!! (2014年1月10日 22時) (レス) id: f1b8103735 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かこ
| 作成日時：2014年1月10日 21時
