18. 逢いたい ページ18
今日も夕方で終わった仕事。
「ご飯行くーー？」
「ごめん、先約ありだなぁ★」
「ねー、リーダーは？」
「....んじゃっ！」
なんて会話もそこそこに。
別れてやってきた....
Aちゃんちの近く。
あの駅前でマネージャーさんに
降ろしてもらって。
記憶たどって向かって行く
Aちゃんとこ。
気になって。仕方なくって。
あんなになるまで酔ってたわけも。
あの後どーなったんだっ？！ってことも。
知りたくて。どうしよーもなくて。
でも一番は。
やっぱり会いたかったんだ、
Aちゃんに。
いつも理由は
いたってシンプル。だ。
会いてぇの。会いたいっ。
すげぇ会いたい。
ただそんだけっ。
他に何があんの？
もうそれでいーじゃんって思う。
昨夜お兄さんとばったり
会った場所にたどりついて。
ウロウロキョロキョロと
辺りうかがう。
なんか不審者みてぇだな★
こんなとこ見られて。
おいらだってバレたら。
しゃれになんねぇーかもな(苦笑)
大体。またやらかしちまったけど。
俺、Aちゃんち知らないわ。
ザッと見ただけでも
いくつあんだよ？！
この辺、アパートッ★
もっとちゃんと
見送っとけばよかったな。
あと１０分待って来なかったら。
またあの居酒屋行ってみようか。
そんなこと考えてたその時。
「...大野さんっ？！」
背後から聞こえてきた声。
振り向くとそこには。
俺を見つけてびっくりした
顔してるAちゃんの姿。
俺と目が合ったら。
”あっ！”って短く叫んで。
とたん真っ赤な顔に変わって
うつむいてしまった君。
「こ、こんばんはっ」
「こんばんは...」
流れる沈黙。
う、わわわっ
どーしよぅ....(＞＜)
......
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かこ(プロフ) - 杏さん» いつもありがとうございます♪初めて挑戦した智くん作品、気に入っていただけたらいいな...(＾＾）最後までどうぞよろしくです。 (2014年1月14日 14時) (
レス) id: b9db3344e7 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 新作っ!今回の作品もめっちゃ期待してます＾＾更新、頑張ってくださいね!!! (2014年1月10日 22時) (レス) id: f1b8103735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年1月10日 21時
