6. 彼の正体 ページ6
私の問いに。数秒考え込んでから
彼は口を開いた。
「なんでだろうな(苦笑)何度も払おうとしたけど
眠りながら全然腕離してくんなかったから？(笑)」
「...すみません(＞＜)」
「....でもしいていえば」
「...いえば？」
その瞬間。微笑むのを止め。
人差し指を伸ばして。
すーっと私の頬をひとなぞりした彼。
「眠ったあなたの頬に。涙の跡が見えたから」
え.......それってどういう意....？
びっくりして。彼の顔を見たら。
もうそれ以上何も言わずに
また優しい笑顔に戻った彼。
今初めてまじまじと正面から見つめるその顔。
少し落ち着いた頭にスッと入ってくるその姿。笑顔。
.....っ！！うそっ！！？この人って.....
そう。どうして今まで気がつかなかったんだろう。
テレビや街中で見かけない日なんてない。
確か....そう....あ、嵐っ！！アイドルの！
....マツジュン...っ？！
ひっ......ひえっ//////
真っ赤と真っ青がいっぺんに顔面にやってくる。
わ、私、今どんな顔してるの？！
そんなすごい人に、こんな大失態をっっっ★★★
自分の正体に気がついた私に。彼も気付いて。
次の瞬間、苦笑しは始める。
「やっと気付いた？(笑)」
「はっ....はいっ////あのっ....嵐、ですか...？」
「ん(^^)」
....あぁ....ここから消え去るだけじゃ全然足りない....(＞＜)
「というわけで。一緒にここ出る訳にいかねぇから。
お先にどうぞ。これから仕事でしょ？」
「は、はい。一度帰って着替えてから...あ、お、お金っ。
ここの宿泊代を」
「いいよ別に。思いがけず俺も素敵な部屋に泊まれたし(^^)」
「で、でもっ(＞＜)」
「いいから。ほら、遅刻するよ」
「あっ...は、はい....っ....ありがとうございます...
あ、じゃ、じゃあ私、嵐のDVD買いますねっ
微力ながら貢献しますっ」
「....(爆)ホント面白いね(笑)」
「あ..../////」
真顔でそう言ったら。
またブハッって笑われてしまった。
....でも。この人の笑顔っていいな。
朝からあんなに色気ダダ洩れなのに。
こんな風に屈託なく笑う姿は
なんだかすごく無邪気で。少年みたいで。
左の口角がちょっぴり上がるのも
すごくかわいらしく思えてしまう。
嵐のことはほとんどよく知らないけど。
テレビでもこんな顔して笑ってるのかな...？
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冥(プロフ) - かこさん» こちらこそよろしくお願いします(*´∀｀) (2013年12月10日 20時) (
レス) id: 0efc2baf89 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 冥さん» 冥さん、初めまして。今年の潤くんは一段とまぶしかったです（＞＜）その輝きにやられて夏ごろから描き始めたのがこのストーリーです。どうぞよろしくお願いします。 (2013年12月9日 20時) (レス) id: b9db3344e7 (このIDを非表示/違反報告)
冥(プロフ) - 私も潤くん大好きですよ(*^^*)かっこいいですよね！ (2013年12月9日 20時) (レス) id: 0efc2baf89 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - たくりーさん» たくりーさん、こちらにもコメントありがとうございます♪確かに。変換できるとまた違いますよね(*^^*)こちらでもよろしくお願いします。 (2013年12月9日 19時) (レス) id: b9db3344e7 (このIDを非表示/違反報告)
たくりー(プロフ) - 初コメ一番乗りです♪(*≧∀≦*)あちらのサイトではずっと読ませていただいてます♪自分の名前に変換できるとまた違った雰囲気になりますね♪あちらとこちらで並行されてて大変でしょうが、頑張ってくださいね! (2013年12月9日 9時) (レス) id: 4fb676aa7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2013年12月7日 23時
