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深澤side
今も康二の腕などには、無数の傷があり時々その傷を眺めては苦しそうに顔を歪めている
これは親しい人たちの願いを叶えられていないという後悔故に見ているのだと思う
傷つけるのは生きているという証の血を見て安心感を覚えているから
康二と目黒が出会ったのは、また頻繁に自傷行為をし始めてから
この時は人生を終わらせようとしなくなっていた
ただ自傷行為の回数は一番多い時期だったらしい
そこで依存しやすい康二は目黒に依存し、深い依存になっていった
何度考えても依存というのがどんな感じなのか分からない
依存とは辛いものなのか、孤独というものよりも楽なのか
俺が分かる日は一生来ないのかもしれない
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作者名:coolk | 作成日時:2020年3月13日 19時