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どうしてこうなったのかはよく覚えていない。
ドアと隆二さんに挟まれている私は
隆二さんの深い口づけに応えるのに必死で。
回らない頭でバーでの出来事を思い出そうとしていると
「Aちゃん、何も考えないで。
俺だけ見てて。」
その言葉と同時に押し付けられた腰には
すでに熱くて硬いのが。
今まで見たことのない隆二さんが目の前にいる。
MVやライブのパフォーマンスで女性と絡む演出のときとは
全く別の雄の顔。
行為中、あまりの優しさと快楽に涙が頬を伝った。
隆二さんはそれをぺろりと舐めとる。
「あっ、」
「かわい、」
小さく漏れた声にふっと柔らかく笑う隆二さん。
「もっと見せて、」
こんなに気持ちのいい行為は久しぶりだった。
抱きしめ合うと伝わってくる隆二さんの体温がなんとも心地よくて。
大人同士が傷を慰める方法なんてこれくらいのものだろう。
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メープル(プロフ) - つづき楽しみにしてます (2020年7月6日 23時) (レス) id: d2e33a300d (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - 待ってました。 (2020年6月9日 17時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)えみ(プロフ) - 続きが楽しみです (2020年5月30日 17時) (レス) id: 06f8118e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れお | 作成日時:2020年5月17日 19時